去り際に明かされる「ゲール」の真実にアルベルトは激高。
才能を駆使してゲールに一矢報いようと奮闘。
しかし‥ゲールは歯牙にもかけない。
北束たち黒鋭隊は「上」の任を無視、独自作戦を提示。
東耶達の参加は自由。
作戦開始日までに各自決定となった。
それはある種、エルネッティの忠告を東耶なりに受け止めたようでもあった。
またアレクの接触により、治せない右腕も保留とした。
各自準備は概ね順調だったが、灰都については内部でも
雲行きが怪しいことが噂されていた。
絵之島から戻って数日後、黒鋭隊のアジト。
展望デッキに東耶達は収集をかけられていた。
「種奪還」が失敗に終わった今、今後について話す必要があった。
灰都の姿に吉利は叫ぶ。
だが灰都は強さの為に剣術すらを捨てることを決めていた。
吉時の喝に吉利は何かをふっ切れたのか共に灰都へと向かう