充分に観察を終えたハルトマンはいよいよ才能を行使しグライダーの撃墜を狙う。
絶体絶命。
だがゼノンがその身を犠牲に「背理」でハルトマンを爆発に巻き込み窮地を脱する。
項羽達との戦いで死んだはずの彼は、手短に自らに起きている事、
そして世界に起きていることを説明した。
それ故、東耶達の勝利を手助けに現れたことを。
東耶たちに檄をとばすと、先を急がせた。
ハルトマンが執念で切返してきたからだ。
天園は真下、東耶達が穴に飛び込むのを見届け、リリエンタールの翼は空に砕けた。
偉人の杜初期メンバーもでてます。
アインシュタインが少し幼かったり、ノイマンがまだ市販の車椅子使ってたり、ピカソも随分違っています。
もっともらしく諦めを匂わすリリエンタールにシュレーディンガーが語る。
それは廻り者としての振る舞い方、生き方のひとつの指針だった。