これだけなら深読みし過ぎという事もあるかもだが、もう一つ、魔理沙が地蔵絡みで不可解な行動を取った事がある
三月精の地蔵の話
魔理沙が、道端に立っていた地蔵を「寂しそうに道ばたに落ちてたから拾ってきた」と言い持ってきた事があった
魔理沙の好奇心からの奇行にしてもこれは妙なのよね
華扇を悪知恵働かす奴だと思うのは、腕を切られた後の本体とよく接して内面よく知ってたらほぼあり得ない(特に人の内面の機微には割と敏い萃香なら)から「実は山の四天王は腕の方で萃香はそっちのみを華扇と思って仙人の本体は知らなかった」可能性が出てくるけど、腕側だと「腕はある」からね
華扇ちゃんがやろうとしてたのは腕探しじゃなく「あの腕を『あのまま』で腐らないよう維持し続ける」事だったんじゃないかね
地獄と地上の繋がりを封じたがっていた理由も、あの子が居た場所、及び推定されるあの子がやろうとしていた事を思うとある程度は想像出来るよね
あと、はたてが新人記者なのに河童に「完全防水でパノラマ機能までついた河童的には最新鋭っぽいカメラ」を作ってもらえた事と、河童がその気になれば人工海水プールを作れる事にも関係があると思っている
つまり河童は少し値は張るが姫海棠家から塩を仕入れられ、そのコネではたてに贔屓、という
ずっと昔の萃香の「腕探しに行きたいんだろ?」にも内心「そんなつもりでも無いけど」ってハッキリ思ってるからねぇ華扇ちゃん
腕の在処なんて最初から知ってたのでは、と思うよ
時間空けて回収されたような描写の「回収される側」な過去描写、「当時はそうは見えなかったけど後から見たら当時としてはオーパーツ的な描写」ってのが多いのよね
打ち出の小槌の設定もそれと天狗の繋がりも表向き皆無だった頃の「天狗の秘宝」だとか、話の流れとしては明らかにおかしい「地蔵」とか
三月精一部読まないと「打ち出の小槌(レプリカ)は輝神城→弾幕アマノジャクの流れで新しく出てきたアイテムではないっぽい」事や、それに付随して「何故紅葉マーク(≒天狗のマーク)が付いているのか」等がまるで解らない罠
真の封印後に華扇が霊夢に「箱に入れて封印しなさい!」と言ってたのは、「封印」を『ワルい腕を動けなくして抑え縛る封印』だと誤認させる為の方便っぽいというか
多分実際には箱に入れて霊夢の汎用封印をしたところで普通に動けるんだよな
後日談でもそれっぽい事はつい言っちゃってたし、華扇