第1話で考古学者(エリシア)という外部観察者を投入しているので(1話で退場してしまうが)、せっかくならその視点を徹底して生かして、うめきの山がどうやって成り立っているか堅牢に示してほしいのである。
Miyako Miiya『ヒツジ飼いの兄妹』1、パルインターナショナル、p.15より。
高浜寛『扇島歳時記』4、リイド社、p.11のゴルドの言葉は、ポンペ『日本滞在見聞記』が出典か。
↓関連の赤瀬浩の論文。
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山岡=横山『徳川家康』でも一条三位みたいなビジュアルで徹底した暗愚として描かれた氏真を、「天賦の才はないが努力家だった」として描いたというのはあまりないのでは…。
いや、全然他の文献あたってませんが。
(山岡荘八・横山光輝『徳川家康』3講談社文庫、p.281)
#どうする家康
倉田よしみ「味いちもんめ 継ぎ味」/スペリオール24号p.336
女性側の髪型・服装(特に右端)に、ある種の斬新さを感じる。
はじめ1970年代の回顧? とか思ったが令和の話。
男性側もなかなかのもので、左端はスーツにネクタイ、右端は起業を考えているが、3人とも大学生である。
島本和彦『アオイホノオ』7、p.132、小学館
主人公が「先にやられた」ことに浅薄な衝撃を随所で受け続け、それを通じて「先にやられる」というのはどういうことかを多様に批評しギャグにしてしまう。
挙句に「先にやられた」はずのジャンルを実作(風の戦士ダン)によって乗り越えてしまう。恐るべし。
同前p.339
しかしそれらのことは瑣末なことなのだ。
状況をサクサクと説明してしまう、このテンポの良さに脱帽する。
いにしえのマンガのテンポ、藤子・F・不二雄のテンポの良さを読んでいるかのようだ。
そして、風俗が昔のままであるのも、むしろ読者年齢層に適応させた進化形態と言える。
戦国時代には蒸し風呂の方が主流であったということは知らなかった。するとこの横山光輝の松平広忠の描写は一般的ではないと…。(横山・山岡荘八『漫画版 徳川家康』1、講談社、p.485)
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#どうする家康
@gingerale500ml 山岡・横山『徳川家康』では本能寺前のくだりで家康が信長の臣下であるか、同盟者(親類)であるかは下図のように物語解釈の極めて重要なポイントなので、そのあたり詳しく見たいところです。信康事件の過程で見られるのですかね…。
(山岡荘八・横山光輝『漫画版 徳川家康5』講談社、p.39、p.55)
今日、昼飯に出た同僚が作った大根・鶏肉の料理がうまかったので、小池田マヤ『誰そ彼の家政婦さん』の「海老と冬瓜の煮物」…の代用品「スルメと大根の煮物」を発作的に作る。
美味い!
(小池田前掲、祥伝社、p.143)