鎌田華乃子『ヨノナカを変える5つのステップ マンガでわかるコミュニティ・オーガナイジング』。すごくいい。社会運動を広げたいと思いながら、友人へのアプローチに悩んでいる若い人は多い。上の年齢層にも自分を見つめ直す意味で読んでほしい。『夜間中学へようこそ』を描いた沢音千尋がマンガ化。
速水螺旋人『スターリングラードの凶賊』1。
独ソ戦という歴史のど真ん中に、速水のドラマとグラフィックを投入。
読むぼくに「戦争」の歴史と、その中で「エンターテイメント」としての物語がどう響いてくるか、期待。
すでに下のコマは、ぼくに響きまくっている…。
(同書p.37、白泉社)
池田理代子『ベルサイユのばら』を故あって再読しているが、アントワネットを「女王」とやたら呼ぶので間違いではないかと思っていたが、広辞苑をはじめ辞書を引くと「女性の王」だけでなく、第一義もしくは第二義に「王の妃」という意味がちゃんとあるんだな。(画像は同著集英社文庫版1巻p.29)
『ブルーピリオド』で大学生を一貫して「生徒」って教授陣が呼ぶのは違和感ある。学生も自分たちのこと「生徒」って呼んでいる。今の大学では結構こうなの?(ある旧帝大系の教員に聞いたが「必ず『学生』と呼ぶ」と言っていたが…)
↓山口つばさ『ブルーピリオド』9、小学館、kindle171/212
12日付公明新聞を読みながら、「この絵柄、このノリは…アクションで『パリッコの都酒伝説ファイル』を連載しているルノアール兄弟では…?」と思ったら、やっぱり作画担当の「うえだゆうさく」(上田優作)だった。
「シン・ウルトラマン」はカラータイマーがないのを今頃知る。『アオイホノオ』1(p.114)にあるように庵野のウルトラマン解釈の本質はカラータイマーだった(カラータイマーさえあればウルトラマン)はずなのに、あえて逆にしている。
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水谷緑『私だけ年を取っているみたいだ。』を読む。「ヤングケアラーの再生日記」と副題にある通りだが、再生部分に、ケアラーではないぼく自身が気づかされることが多い。だから「読むのがつらい」というのではなく、今のぼく自身のために、つい何度でも読んでしまう。好きなシーンがいくつもある。
史村翔・池上遼一『BEGIN』35話(「スペリオール」最新号No.764)。神津が「社会共産党」に入党申し込み! カリカチュアライズされまくった志位・小池! ワロタ。
@gessanyokoyama 演習中の突如の自由行動で、農家に飛び込んだ主人公が餅を振舞われる有名なシーン。マンガ版でも餅が印象的に描写されている。
独断と偏見にもほどがある芹沢の「歩きスマホ」非難…と思っていたら、そこにいつもの電動キックボードヘイトの唐突なコンボ。
(久部緑郎・河合単『らーめん再遊記』/ビッグコミックオリジナルNo.917、小学館、p.110)