「ぶつかりおじさん」は、「ぶつかりますヨ、ぶつかりますヨ」と呟きながら、通行人に片っ端から頭突きをしてまわるおじさんの話で、上のまとめと違うのは、相手が制服警官だろうが遠慮なくぶつかっていくところだ。
ドラえもんでも「ネッシーがくる」(1974年掲載)の回の外科医の写真とか、こういうのは本当に好きだ。
ただ、今の版ではのび太郎による写真の掲示と同時に即ネタばらしされていて、非常につまらない。
これ、「手塚治虫の絵柄に影響を与えた漫画」としてファンの間では結構有名な作品で、絵柄だけでなく作中の随所に手塚っぽい演出や表現が散見できる。
1名くらいで集まって出来た漫画です☆
#自宅待機が奨励される今こそ漫画を宣伝しよう
ところで手塚治虫と言えば、よく『地底国の怪人』でウサギの耳男を死なせたのが画期的な事件みたいに語られるが、『のらくろ一等兵』でも肉弾三勇士が鉄条網を破るために自爆し、三人の慰霊碑の前でのらくろが「自分ばかり上等兵になってすまないなあ」と泣きじゃくる回が普通にある。
『マンガ学』で一番印象に残ってるはこのセリフ。
今日でも「ラノベは文学か?」みたいなナンセンスな議論を見るたびに、このマクラウドの言葉を思い出す。