【23・了】
というわけで、都市部で強制的な合併が進む中、ゆるーく関急系だったローカル鉄道二社は、ここから60年代までも引き続き独立を貫くこととなりました
(信急は落ち着いた頃に鋼索線のみ復活します、現 西信貴ケーブル。ここもいずれ描きたい……)
ここまでお読みいただき有難うございます💛
社長は十一代目伊藤伝七氏です。三重県観光してると名前出てくる機会が多い
小野田セメント誘致したのも彼です
養父(十代目伊藤伝七氏)も実業家で、三重軌道(四日市あすなろう鉄道八王子線)沿線の室山にあった紡績工場と関係あり(というか三重軌道の主な目的がこの工場への繭搬入と商品の出荷でした)
【22】
信急の専務やってた山口氏に曰く「信貴山電鉄免許当時の古い私の努力をかえりみ、部下を戒め合併拒絶」されたことを「さびしさに同情してくれた」ととらえ、「信貴山急行電鉄側から進んで合併を願った」。
(厳密に描けば申し出は弟からになるところを、漫画として調整した結果兄からにしました)
【21】
(関急社長の伝記にあった原文は「何事も歴史をかえりみよ、根本を忘れてはならない」)
名阪を王道配置と言ったけど、758の「序盤はクールな敵キャラで仲間になってからもしばらくツンツンで友情感じるまでに時間がかかる」というキャラクターはイケメントレンドからは若干外れてるな
今はごじょう先生みたいな勝利フラグもちで頼れる指導的立場の人がイケメンやん 多分兵長がその先駆けで
【20】
撤去供出により「信急線」はすべてなくなりました。
ナラニキはこの頃すでに「関急」ですが、しばらく会ってなかった交野には「大軌」と呼ばせています(実際沿線民も近鉄発足初期までは大軌と呼んでたっぽい)。
会社だけが残りましたが、関急の社長は一度合併を「拒絶」します。その真意は……
【19】
信貴電が大軌系になったのはこういう事情のようで、つまり本人ほぼ関わらずに話が進んだってことでいいんでしょうか。
神都交通の話は過去漫画を参照。
そして、戦時体制が彼らを「逆転」させました。鋼索線と山上鉄道線供出してしまったら……信急はいなくなる、よ?
https://t.co/5obK2vXR9a
【17】
再建は親会社が責任持ってやるわけで、京阪に代わって株持ってた合同電気はとばっちりだな〜と思いつつ。
前の漫画で長々続けた参急vs伊勢電が3pで終わるこの。笑
そして枚方線は、今後京阪本線から見た行先の「交野」に。こういう呼び名の変え方はなんとも切なく……
https://t.co/J2YkGnECmB
【16】
信貴電の申し入れに対し京阪は「直ちには応じがたい」としつつも、当時の社長の自伝見る限りは自責の念もあったようです。
「俺だけが身内やない」は関係図参照。
あと信貴山電鉄が信貴山急行電鉄(信急)になりました。こっちのほうが名前わかりやすいね……漫画的に。
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