テレビの報道バラエティ番組の類で専門家ではなくTVタレントを重用するのはおかしい、というのはその通りなんだが、漫画からなんでもかんでも学べる、みたいな言説も、似た理由でよくよく注意しないといけないとは思う。図は中川いさみ『マンガ家再入門(1)』の弘兼憲史の回での、弘兼の証言。
ここ最近の『ダンジョン飯』の展開、主要キャラクターのクソデカ感情を煽るだけ煽ってから美味しくいただく、みたいな感じになっていて、悪魔とは読者のことだったか…という気持ち。( 図は最新巻より。ネタバレ防止のためにスミ塗りしてます)
「ブロックチェーンのしくみ」
(山田芳裕『望郷太郎(2)』講談社, 2020 より)
調べてみると、漫画でもこの口の表現があるのね。(図は伊藤悠『シュトヘル』より)。こうなるともう、アニメの技法というよりも新しい様式と捉えた方がいいのだろう。
映画や漫画では、途中経過を大胆に省き出来事の前後のみ描く、という手法がよくとられる。図は『ドラえもん』の「設計紙で秘密基地!」のもの。この話の展開のスピード感!一話読み切りでページ数制約のある連載漫画で培われたものか。
論文も同じですなぁ。(山田 しいた『乙女文藝ハッカソン(1)』より) https://t.co/nvB6KXAwFA
先日参加したビックデータとAIに関係したワークショップでの議論で、「『情報銀行』っていうけど、利息はやっぱり情報で払われるの?」という疑問が出てたのだが、そのネタは四半世紀以上前に巣田祐里子先生が通過していた。(図は『YURIKO BLEND 1』(みのり書房,1993)より)
そろそろ期末レポートの時期でもあるので、「レポートに書かれても困ること」をまとめました。2月に出る書籍『図解でわかる!理工系のためのよい文章の書き方 論文・レポートを自力で書けるようになる方法』でもこの問題を扱っています。
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