何より目をみはったのが、注釈の多さで。
妖怪を始め、「百花の王」「狐に化かされる」という言葉にも、徹底的に注を添えてくださいまして、〈言語と文化の違いを越えて楽しんで貰えるように〉という、作品に対する敬意と愛情に頭が下がります(そして、まさかの赤ベコ海外デビューに喜びと笑いが…)
【地獄くらやみ花もなき ヤングエース10月号】
↓は「第三怪 以津真天」までの紅子さんですが、発売前カウントダウン最終日、ようやく届いたプリンターの設定でバタバタしてしまって、ツイートできなかった懺悔をこめて、そっと(そして左下の一幕が正直、好きすぎて)
https://t.co/J5EigaexV0
【pixivコミック更新】地獄くらやみ花もなき
いよいよ獅堂家に到着です。
実は陸巻でも、肉球マッサージの場面がありますので、↓の一幕がしみじみと感慨深いんですが、「猫は食べても美味しいそうですよ?」の一言がよりジワジワきます…。
【6/4更新】第二怪 鵺 一篇-2
https://t.co/E4JZUltl0t
コミック版の無料公開分は「ヤングエース4月号」になりますが、「地獄くらやみ花もなき」1巻の、最初の事件にあたる「第一怪 青坊主」が、2話分まるごと70ページ分読めます。
今回の更新分で、背景のリアルさ・緻密さに驚かれた方もいらっしゃるのでは…。
事件の舞台となる獅堂家には、設定画は無論、屋敷全体の間取り図まで存在します。
その一部をコミックス1巻購入御礼特設サイトで公開中ですので、よろしければご覧ください。
https://t.co/i9xYtkrUmS
【地獄くらやみ花もなき コミック版】
もしも興味を持って頂けましたら↓から試し読みできますのでぜひ。
「青坊主篇」は、皓と青児の初めての事件を描いた、言わば導入編ですが、次号からついに「鵺篇」に突入します。
1話ごとの読み応えが本当に凄いです。
■試し読み
https://t.co/z40bUNDmha
【地獄くらやみ花もなき コミック版】
YA10月号掲載の「第三怪 以津真天」を拝読しました。
正直に言うと、感動しすぎたせいで、現在進行形でものすごい長文になってしまっているので、週末に出直させてください💦
どうか読んで欲しい、と、描いて頂いて本当によかった、で苦しいばかりです。
首を吊らないか?—鏡文字の脅迫メールが首吊り事件へと繋がる「第一怪 青坊主」
そして、鵺退治の依頼から殺人事件が幕を開け、探偵2人の推理対決に至る「第二怪 鵺」
犯人の罪が「妖怪」に見える―という特殊設定ながら、あくまで論理で謎を解くミステリーです(そして探偵と助手はこんな感じ…)
藤堂先生のマンガは”描き文字”の表現が卓越している事が特徴の1つですが、ポーランド語版でも再現頂いているのは勿論。
なんとご当地名物『長崎ちゃんぽん』に至るまで、注釈を入れてくださいまして、言語・文化の垣根を越えて楽しめるように…という翻訳者の方の配慮と情熱がありがたいばかりです。