キャリア中~後期に秋田少女ホラーで比較的ドギツイ表現をカマしていた田中雅子先生。複雑なゴシックホラー設定や画面が必要以上に暗かったりとエンタメ性は薄めだが、少女ホラーとしてはエッジが効いており、首チョンパ&目玉えぐり出し等のスカムホラー的文法も踏襲されており、読み応え十分である。
児嶋都先生の描くブスも容赦ないんだけど、親近感が半端なくてうっかりすると好きになってしまいそうで怖い! 最高!
どんな女の子を描いてもつのだ絵になるエロゲーも気になりますが、つのだタッチとは大幅にかけ離れたモブが登場してつのだ絵のキャラと会話する「新説百物語」も凄まじい。
絵が気になって中身が全く入ってこないくらい違和感バリバリでスカムホラーとしての強度が非常に高い。
#お前らの画像フォルダで1番楽しそうな画像晒せ
これは本当に楽しそうだと思いました
豊島ゆーさく先生の「ケツメドアナル」は絵が可愛かったけど内容は本当にひどく、許されるとかそういうレベルを突き抜けたサムシングが発生していた。
よって、"絵がかわいくてひどい内容の作品"は「なんだかよくワカランけどとにかくスゴイ」という感想になる(←解決していない
彌崎光/那須輝一郎「滅菌部隊」
80年代に流行ったパンデミック・パニックものを彷彿させるも、731部隊を設定にもってきた所は思いきった事をするなあ(当時としては)と感心させられる。本作は少年漫画の文法で描かれているため直球表現が多く、ややモンドな趣も感じさせる。
#タイトルだけで買った漫画
小池一夫/園田光慶「性病部隊」
CIAの特殊部隊「性病部隊」がキューバに混乱を与えるために潜伏・任務遂行・葛藤を描く。抗生物質も効かない特殊なスピロヘータで梅毒に酷似した症状を引き起こし、任務は完遂されるかに見えたが…。
#タイトルだけで買った漫画