西谷祥子「気がちがい荘の住人達」
所謂、花とゆめコミックス紙ジャケ時代のタイトルで、西谷先生のキャリアでは中期の作品である。本作はたんぽぽ荘で巻き起こる主要登場人物達のすれ違いを描くラブコメ作品。タイトルの意味は個性的な住人達の総称、という解釈で着地。
#タイトルだけで買った漫画
現在のジジイ&ババアがひばりの日野作品や秋田のコガシンでトラウマを得たように、現在のクソガキどももちゃおホラーの今井作品や牧原作品にトラウマを得てスクスク育っているのである。
個人的にトラウマまんがは人格に深みを与えると考えるので、全体の0.01%程度は凶悪な作品を展開すべきだろう。
鈴賀レニ「ミキとアキ」
アイドルものはおしなべてスポ根要素や因果設定が強く、本作も後に明かされるメイン二人の関係性やライバルとの対立が、ストーリーのスパイスとして機能している。
王道ともいえるストーリー構成の中でもなお本作が煌めいて見えるのは、キャラクターの可愛さに他ないだろう。
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本宮プロによる「劇画ブルース・リー」は、一見リー作品のコミカライズかと思いきや、中途半端な量のスチールでコラージュされた仕上がりが白眉な怪作である。
おそらく限られたスチールを使用する事を条件に劇画化された背景が予想されるが詳細は不明。事情はどうあれかなり面白いので必見である。
少女マンガタッチが残る頃の蕪木彩子はやっぱいいですね。
俺は本当に少女ホラーが好きすぎるんですけども、美醜の対比がツボなんすよ。
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