彌崎光/那須輝一郎「滅菌部隊」
80年代に流行ったパンデミック・パニックものを彷彿させるも、731部隊を設定にもってきた所は思いきった事をするなあ(当時としては)と感心させられる。本作は少年漫画の文法で描かれているため直球表現が多く、ややモンドな趣も感じさせる。
#タイトルだけで買った漫画
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以前は単純に矜持がないとか言ってたけど、やつら下が短パンなのをいいことにスカートでがに股ぎみにチャリ漕ぐんだよな。おっさんやん
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「東京マグニチュード8.2」と並び未だに電子化されず入手難度も比較的高いタイトルのひとつ。
暴行・妊娠・恐喝で展開されるストーリーは、マーガレット連載にしては重いテーマであり当時の大きな話題となったようである。
原秀則の漫画を彷彿させる、と評せば分かりやすいかもしれない。
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制服スカートの下に短パンをはいてチャリンコに乗ってるときのガードが甘くなっている女子たちはですね、スカートから伸びるふとももが見えていれば満足するおじさんが大勢いることを知り、もうちょっと慎んでチャリに乗っていただけると良いです。(ジャージはセーフ)
安田タツ夫「恐怖!人魚の子守唄」
レモンコミックス、ダイナミック枠のいち。作者は安田達矢氏である。
とある研究で生まれた新種の生物が人を襲うパニックホラー。さすがダイナミック!と唸る納得のアクションシーンは、他のレモンコミックス作品にはない地力のしっかりした完成度の高さを感じさせる。
とにかく詰め込まれた内容物の濃さが半端ではないのが本作の見所の一つでもあるのだが、しらいし作品は大体いつもこんな感じなので、その詰め込み具合には改めて驚愕させられる。
あと、購読年齢層が高いST連載作品ということもあり、水を得た魚のようにお得意の下品ギャグをぶちこむ流れも最高だ。
もりちかこ「オペラ」
憧れのプリマドンナが主催する劇団に入団した主人公は、住み込みで彼女からの指導を受け充実した毎日を送っていた。やがて同期で入った少女たちが次々と退団していき、やがて主人公もその真相にたどり着く。
物悲しい結末がゴシックホラーの雰囲気も醸す佳作だ。
#ちゃおホラー