ちゃおホラーもアレなんですけど、講談社ヤバホラも相当キテるのでおすすめですね。
電車が脱線して突っ込んできたり、壁のシミに顔を描き足して話しかけたり、アイドルに渡したぬいぐるみに自分の眼球忍ばせたり(尚この時点で少女は自殺)、推しが変わったから前の推し殺したり、など
#ヤバホラ
"スカム"という趣がある以上、真にゴミと呼べるものってのはないのかもしれませんね。
※写真はイメージです
大方の予想通り、恵麻ちゃんは見事本音をぶちまけて、今までの鬱憤を晴らすことができました。イイハナシダナー
本作は、これぞカタルシスのお手本である、と疲れた大人の笑顔で断言できる快作ですね。
人を呪わば穴二つ。呪いをかけた者は報いを受けるというまともな教訓が本作でも窺えるが、それも多分気のせいだろうと思える程に、いつもの川島作品よろしく、発狂&目玉えぐりだし&首チョンパで締め括られる。タイトルで吟っている通り、生首が帰って来て幕。恐るべき逆読み感はやはり只者ではない。
先日、永田トマト作品を読んでいると「夏への扉」が今朝の出来事に基づく、未来の姿が揶揄されたように感じてハッとしてしまった。
本作は米ソ冷戦時代が背景としてあるのだが、30年以上経ってもこういうところは変わらないんだろうなあ…と思い到り、妙な納得感を得てしまった。