宇崎さんはカンナ、原田さんはグルタと、万人の形式のヒントは若者(未知)との遭遇にあるので、そんな若者と前作から遭遇している芹沢さんも、そのうちしょうが焼きや豚汁の境地にはたどり着くんじゃないでしょうか。
カール・ゴッチをプロレス悪役シリーズに入れていいんですか!?というのはさて置き、王者ルー・テーズの振る舞いから、自分に足りないものを悟る――というドラマは非常に美しい仕上げ方ではないかと。創作だって、美しく磨き上げていいじゃないか。
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「今の日和ったコイツと喋る価値ないなあ」を十数年やってから、突如ハドラー確変を浴びた日には、そりゃミストバーンも脳の一つや二つ焼かれるよ。
「実験に失敗し怪人ミスター・デヴィアスとなった親友リード・リチャーズを止めるため、ヴィクター・フォン・ドゥームはドク・アイアンへと生まれ変わったのだ!」
「ドクター・ドゥームってフリー素材なんですか?」
(他人に土下座させて)若かったなあも忘れていたも、芹沢さんだから濃度が高い一方、どんな人間にもある一面なのが怖い。人間、調子がいいと、過去が美しくぞんざいなものになっていくので……。