しかし、パロットは回胴式遊技機としてパチスロの規定で作られることになるのです。法律改正でコイン以外にパチンコ玉で遊技できるようになります。貸し玉料金はコインの5分の1ですから、1プレイでの投入個数や払い出し枚数が単純に5倍にされるだけです。
利点といえば、パチンコのシマにそのまま設置できるので、補給が完全自動化されることぐらいです。パチスロでも90年代には自動補給が普及しますが、直接台間サンドから玉を抜かれたり、ゴト被害が拡大しやすいために手補給に戻ってしまった経緯があります。
複数の内部モードがあり、さらにモードと液晶画面が完全リンクしているのが特徴です。モードは低確、高確、前兆にシャッター、スロットモードがあり、シャッターモードには確定とフェイクがあります。ポイントは解除抽選はスロットモードだけで、他は途中解除がありません。
高モードも次の移行先が優遇されているだけで当たりやすいこともないのです。モードはゲーム数で管理されていて、モード移行ゲームで特定役を引くといいモードに移行しやすいのですが、高モードをループしても何もありません。
前兆モードは画面が低モードや高モードと同じで、チャンス目出現率がアップしたり、強い演出が出やすいだけです。しかも最大継続ゲームが125Gと長いのも特徴です。低モードや高モードは最大120Gで移行しますから、そこを超えると前兆確定ですが、そこまでにずいぶんと出玉を削られます。
2005年にメディアボーイのDXパチスロに連載された「スロ漫稼業」を再アップします。今回はビスティのパチスロ新世紀エヴァンゲリオンです。ついに登場した5号機パチスロに未来は託されたのです。
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スペックはノーマルタイプですが、REG後に100GのRTが付きます。今では当たり前ですが、赤青黄色の3色のBIGは別フラグで、それぞれ制御が異なります。
BIG中のJacインの回数に制限はなくなります。そして必ずJacイン図柄がそろわなくてもよくなりますが、エヴァはJacイン図柄がそろってJacゲームが始まる仕様でした。このときにREG図柄がそろうこともあり、これはBIG中の小役ゲーム中にREGを引いただけで、ただのJacイン扱いでした。
ボーナス確率は重めでしたが、小役確率が高いのでコイン持ちはよく、高設定域の機械割も十分に思えました。これなら5号機でも大丈夫だろうと多くの業界人が考えたのです。ただ、それは相当バイアスのかかった思考でした。
4号機で脳を焼かれたスロッターには出玉も少なく自力連チャンしか期待できないエヴァでは満足できなかったのです。6号機の時代では、初代エヴァのスペックは非常に魅力的に見えます。さらに、小役をカウントすることで設定を推測することも可能でした。
2005年にメディアボーイのDXパチスロに連載された「スロ漫稼業」を再アップします。今回はタイヨーのハローサンタスーパートナカイバージョンです。前作はマシンガンバージョンでしたが、初代を含めてゲーム性に大きな差はありません。
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#ハローサンタスーパートナカイバージョン