最低継続率を75%にアップし、1回のバトルボーナスの出玉減を補う形にはなっていましたが、高確時の中段チェリーの当選率は最高で50%となっていました。機械割自体も初代よりもずっと低く、設定6の勝率が6割ほどしかないのも確実に検定に通すための仕様でした。
北斗の拳バブルを起こし、スロバブルをさらに拡大させたモンスターマシンの後継機として華々しくデビューした北斗の拳SEでしたが、販売台数こそ歴代2位を記録したものの、その評価は芳しくありませんでした。
しかし、時速5000枚の爆裂AT機が少し前まで打てていたときに、時速100枚の餓狼伝説がどういう評価をされたか想像に難くないと思います。AT中は1000円で80Gほど回せるという触れ込みでしたが、80Gも続くのは簡単ではありませんでした。時速100枚もATが続きながらボーナス分を含めての増加スピードです。
ボーナス終了後に60GのRTが付きますが、これは減るRTでした。それでもBIGは300枚くらい取れましたし、枚数変動のチャレンジボーナスでは最大200枚程度取れます。チャレンジボーナスは消化中にシングルボーナスが成立すると終了する仕様ですから、運が悪いと即終了もあります。
5号機初期にメーカーが苦労したのが1フラグ1制御の縛りでした。出目が単調になってしまうのを解決するために、ボーナスの種類を多くして対応した機種が多く、ガッチャマンもその一つです。