赤塚不二夫の『メチャクチャNo.1』(「冒険王」1964〜65、67年)より、『ドラえもん』ファンなら見覚えのあるコマ…
その他赤塚不二夫ポートレート、夜の犬など抜粋コマの再編集、赤塚不二夫年表、赤塚りえ子の赤塚漫画をモチーフにした作品3作と解説を収録。
この商品自体を現・フジオプロ社長の赤塚りえ子がプロデュースしているようで、彼女の趣味が強いです。
22歳の赤塚不二夫が描いた『心の花園』(1957年、曙出版)を読む。
少女向け貸本作品としては、デビュー作『嵐をこえて』『湖上の閃光』『嵐の波止場』に続く4冊目となる作品だ。
ラッパを吹きながら現れるお爺さんが戦争で家族を亡くし狂ったという設定にゾクリとする。ヒロインが都会での就職を望むというのも時代を映しているのだろう。
「悲しい話にすりゃいいんだろ」とばかりに、ヒロインの死をもって物語は幕を閉じるのには面食らった。