うーん、どうだろう。最初は藤崎竜みたいだなぁと感じていたのだが、この顔芸は一体なんなのだろう。見た目は幼女でも中身はオッサンなのだから、萌えるわけにもいかないし。
河出版『あゝ荒野』の解説者は高取英で、寺山とネルソン・オルグレンの交友など結構いまの人は知らないような情報を書いてくれているのだが、版が変わるとこういうことが起こる。角川はこのへんテキトーらしいので別に驚かないが、自分的には今の角川文庫よりも林静一のカバーだった頃のが好きだ。
室井大資×岩明均『レイリ』4巻まで読んだけど、ホント素晴らしくて、ああ、いい漫画だなぁ、久々だなぁこういうのと思い、そのままの勢いで室井大資『エバタのロック』読み始めたけど、開始数ページでやられた。
『どるから』は読む前にはまた似たような路線…。と思っていたが、意外な方向性だ。格闘技プロデューサーのおっさんが女子高生に転生する話で、一見あるあるだが、そこにプロレスなんかの興行とはまた違った目線での経営おしゃべりをブッ込んでくる。○○女性系漫画と格闘漫画が繋がるとこうなるのか。
あとこのアラサー格闘家の場面泣く。ボクシングだってチャンピオンになってもコンビニバイトとか聞くけど、ホント文字通りフリーランスなんだよなぁ。「年金未加入 国民健康保険は給付リミットの1年5ヶ月の滞納ですでに切れてる」って考えながらのレジ打ち姿マジ他人事じゃない。強く…なりてぇ…
さーて、どうなることやら。てゆーか、マガジン不良漫画の比率減ったなー。。はじめの一歩も不定期だし、表紙がなかったら何の少年誌か分からないかもしれない。まあ『化物語』の連載が始まるというのもその流れということか。白と黒の反転、この絵柄は紙か電子か、どっちで見るべきか。
ハドン・クラークの絵が一番キてるな~って感じでよかったのだが、個人的に本気で吐き気を覚えたのはオーティス・トゥールの竃の絵だった。あとエドワード・ゲインの持ってた聖書が見れたのもよかった。他の観客も江渡貝くんに負けないファッションセンスの人たちばっかりだった。#シリアルキラー展