鬼滅の刃ヒットは90年代ジャンプの頃を知っているか知らないかで評価が分かれるのだと思うが、90年代のジャンプの主人公が決して言わなかったであろうセリフを炭治郎は言っている。どこの漫画読みが、少年漫画の主人公に「配慮が欠けていて残酷です!」なんてセリフを言わせる作品を予想できただろう。
なお。ジャンプの主人公に関して復習する必要がある場合は、以下の作品が履修必至。もうリアルタイムの鬼滅読者(10代)は知らないであろう、『めだかボックス』14巻23頁。ただ単に「優しい」だけならサムライXが看板だった90年代のままなのだ。そこから2週くらい周っているのが炭治郎ではないか。
『どるから』は読む前にはまた似たような路線…。と思っていたが、意外な方向性だ。格闘技プロデューサーのおっさんが女子高生に転生する話で、一見あるあるだが、そこにプロレスなんかの興行とはまた違った目線での経営おしゃべりをブッ込んでくる。○○女性系漫画と格闘漫画が繋がるとこうなるのか。
優れた作品。であはるものの、一話冒頭のこのインパクトが、半分現実に追いつかれている。在宅勤務とオンライン飲み会とリモートワークの現実に。肋骨凹助『宙に参る』
ヒトナー、どっかのサブスクサービスのオリジナルコンテンツでホショタケモルに40分くらいの中篇アニメにしてもらえたらすごく良さそうだけど、そうなるとヒトシの年齢がなぜか12歳くらいに設定されたりして、マンガの大事な体格差表現がなくなっちゃうかもしれんから難しいところだ
ハドン・クラークの絵が一番キてるな~って感じでよかったのだが、個人的に本気で吐き気を覚えたのはオーティス・トゥールの竃の絵だった。あとエドワード・ゲインの持ってた聖書が見れたのもよかった。他の観客も江渡貝くんに負けないファッションセンスの人たちばっかりだった。#シリアルキラー展