ロックもソウルもパンクもジャズもヒップホップも突き詰めていくと結局ただ一つのことを伝えていると思うんだけど、『ヤバイ』はそのただ一つのことを漫画で表現していると思う。
『らーめん発見伝』の原作者はもともとロッキング・オンとかで書いてた音楽ライターなんだけど、ラーメン評論家・有栖のラーメン評にその出自がよく現れている。70年代のミュージック・マガジンみたいな、アクロバットな見立てと強引さがあるんだよね。
梶原一騎原作『人間兇器』は、梶原一騎が監督・プロデュースした映画の宣伝が1話に二度も出てくるのですが、こういった図々しさを我々は取り戻すべきです。
拙著『T.M.I』、完売品切れという陰謀論が出回っているようですが、フツーに買えます!売ってます!
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doaxxvのカンナと、チェンソーマンのパワーちゃんって口調も同じだしキャラ設定も結構似てるんだけど、ほぼ同時期に登場してるのがスゴイ。シンクロニシティとはこういう事だと思う
エヴァンゲリオンのラストがまんま『8 1/2』つーのは有名な話ですが、ドクタースランプの最終回がまんま『8 1/2』というのは未だに全く指摘されていません。
メタ描写があって、ロケットの発射台が出てきて、今までの登場人物全員が現れて、笑顔で終わるっていう、エヴァ以上のまんまオマージュなのに
音楽ライター特有の『大仰で強引で主観的で、ともすればウザい』という文体を、ラーメン評に持ってくるとギャグになる。というのは慧眼だと思います。