たとえば①では、手前の男と背後の少女で絵柄が大幅に違う。とくに線の太さの違いが気になる。AI作画でマンガを作っているとよく見るやつ。 ②なので、切り出す。 ③とりにく版AI-assistantで線画化。線の太さを統一できる（※ベースのモデルが違うのでキャラデザが変わってしまっているのはご愛敬）

たとえば「イマジナリー・ライン」の理屈は、マンガのコマ割りにも応用できます。 A：1コマ目と2コマ目は同じクルマの絵ですが、イマジナリー・ラインを超えているので「別のクルマ」のように読者は錯覚します。 B：「カメラアングルを切り替えるカット」を間に挟むと「同じクルマ」に見えます。

たとえば『バンビ〜ノ！』第1巻のこのページの最後のコマ。レストランから逃げ出したくなった主人公が、再びレストランに向かうシーンだ。（せきや先生がどこまで意図的にやっているかは分からないけれど）主人公は上手から下手に向かって、つまり、「向かい風に立ち向かって」走る。

悪役は！正論を言うやつほど手強く見える!! うぉおおぉおおこいつクソ怖ぇぇえええ!!!

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この見開き2ページだけで、主人公の「欲求（求めるもの）」と「哲学（信念）」が分かる。求めるもの＝敵討ち＆恩返し。哲学＝西洋にはない概念を行動原理とするJapanese Samurai、なのだと分かる。 （※画像出典：『イサック』第1巻）

「イマジナリー・ライン」の概念を知っていると、簡単な会話シーンのコマ割りも迷わなくなります。 B：イマジナリー・ラインを踏み越えた場合。二人のキャラの立ち位置が一瞬混乱します。 A：イマジナリー・ラインを守った場合のコマ割り。こちらのほうが混乱しづらいです。

好きな人に送るメッセージで悩むお話📱📶（4/4） #漫画が読めるハッシュタグ #ぜんぶシンカちゃんのせい

『デュエルマスターズ』第2巻のこのシーンとか上手すぎませんか。マジックの「召喚酔い」というルールを退屈な説明にするのではなく、ストーリーにあわせて自然に紹介している。主人公が怒りを感じて当然の展開を直前に見せているから、「頭に血が上ってルールを忘れた」ことにも説得力がある。

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