エンタメとしては読者に「思いも寄らぬ絶景」や「胸躍る冒険」をストレスなく提供するのが理想。
なら道を見失って迷走したり遭難するのは『無価値な失敗』だろうか?
否、である。
主人公と共に悪戦苦闘する作者の『あがき』それ自体を楽しむという態度こそ『無謀キャプテン』の教えくれた醍醐味。
『無謀キャプテン』が好きすぎるから無闇に推すけど、考えてみたら初心者がいきなり読むのは危険かもしれん……文脈的には『逆境ナイン』で新境地を拓いて成功した後の大コケ作なんだ。
岡田斗司夫のひとりマンガ夜話 『逆境ナイン / 無謀キャプテン』~島本和彦作品を語る
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初めて山に登ろうとする時
・登山の基礎知識と装備
・遭難しないための注意事項
・経験豊かな登山家の体験談
等々が有用そうなのは誰でも分かる。
ところが創作は「他の誰も登ろうとしない自分だけの山」に分け入る行為だから、その山の攻略法は自分自身で見つけていくしかない。
『ダンダダン』
「オノマトペを使わない珍しい漫画」だと思ってたけど第1巻から読み返してみると使ってないわけでもなくて『静止画では動きを表現しきれない(誤解されそうな)コマでは補足のため最小限使う&ここぞの見開きでは使わない』を徹底した結果なんだろうな。
原作ウイングマン・ライエル編のドスケベ怪人たち、令和ドラマ版では絶対そのまま出せない連中だけどキャラもバトルの攻防もめちゃくちゃ面白くて好きなんだ……ギャグとシリアスの緩急が激しすぎるのが味。
はわわ……真骨彫ウイングマンに「逆さまに付いたスパイラルカット」が!?
原作2巻で初使用したスパイラルカットが戻って来たら逆向きにくっつくやつ~~!
真骨彫で再現されるくらいだからドラマでは尺の都合でカットされたパターンのやつかな?
@YouTube 個人的には「天野美津子本人は壮大な深謀遠慮に基づいて絶対必要な実験だと思ってるけど天才の発想なので誰にも理解できない」と解釈してる。『僕妻』の大谷さんよりもエンジニアとしては尖ってるかも。展開からシオンプロジェクトは製品化に繋がらない興味本位の実験と見なされていたとも思える。
ロボットの自我や感情の有無より「仕事がある/仕事ができる」ことがロボット自身の存在意義になっているという建て付けの方が重要。『何故生まれたのか? 何故生きるのか?』という問いに対して明確な答えを最初から持っているのがロボットの基本で、前提としてそれを与えるのは人間。
#僕妻アニメ でカットされた会話。この世界のロボット自身が抱く生き甲斐・価値観そのものに言及している作品のテーマ的に極めて重要なシーン。アイうたのシオンと同様に「対象の個人を幸せにする」という難しい仕事のために人間の非合理を受け入れる判断ができるミーナがいい。
MXだと『異世界失格』の後にやってるから流れで見てる『レクリエイターズ』。気付くと「これまでの情報を整理してみましょう」ばっかりで「整理するほど話動いてねえだろ!」ってなるので、やはりこの作品に必要だったのは『何でも知ってる雷電』とか『解説王スピードワゴン』だったんじゃなかろうか。
『マジンガーX』と聞くとモーションコミック掲載の『ザ・リバイバル・オブ・マジンガースピリット』版の新マジンガーを思い出すな(結局名前は出なかったけどウイングがX型なので個人的に『マジンガーX(仮称)』と呼んでいた)。3枚目の画像は今回検索してて初めて見たので謎。
#グレンダイザーアニメ