杉浦次郎『僕の妻は感情がない』第13話のセンジュちゃんのエピソードで思い出した。「人間に奉仕する(≒愛する)機能はあっても、愛されることは(人間次第なので)機能では制御できない」みたいなこと。この直後ショックでフリーズしちゃうセンジュちゃんがも可愛すぎてね……
『僕の妻は感情がない』第6話より。愛の感情は人間にも制御できないから、人間とロボットの関係だとなお難しい。読み返して思ったけどそれがメインテーマの漫画で主人公の妹の性癖が「異種間恋愛フェチ」なの、改めて凄いな……
なお『帰ってきたムーンプリンセス』の監督のイメージはこちらになります。
#濁点のつかないロボをあげていくタグ
ミーナちゃん(僕の妻は感情がない/杉浦次郎)
個人的にはデリケートで危ういところを果敢に攻めていく話運びってすごく好きだな。「置きに行く」ような姿勢とは真逆の挑戦だから。闇の中、自分の嗅覚を信じ頭脳と技術を駆使して「狙い撃つ」感じ……それは敬意に値する。どんな結果になってもそれは真の失敗ではない。
創作の手法なんて結局自分なりの武器と戦い方を見つけて磨いていくしかないんだから、他人のやり方は参考になればめっけものくらいに思って聞いとけばいいのよ。
吉浦監督も「サンダーを普通に描くとヒーロー的すぎるのでコミカルにした」というくらい実際の行動は男の中の男。父親が息子に拳骨を食らわせるレベルの昭和の熱血頑固親父だとするなら、この気質はサンダー個人ではなく杉山家の血に根差しているのでは……と。
※画像はサンダー父のイメージ。
続
アイうた二次創作小説でサンダーを主役にするにあたり『杉山家丸ごと戦闘民族説』を採用しつつ「それでも家族の中では一番気弱で女々しい」というバランスなら、サンダーだけが特別に英雄的気質ではなくなるのでなお面白いんじゃないかと……
続
サンダー妹が難病ヒロインにあるまじき武闘派で聖帝サウザーみたいな境地に至ってるのも杉山家の血のせいなのです……原作の描写を元に計算した結果なのです……? ウソですクソデカ妄想です……
ちなみに『クロ高』はロボットが高校生として通っているのでアイうたと完全に同じジャンルです。