確かに僕はドラえもんを読んで育ってきたけど、僕が読んでいた時期と実際に連載されていた時期のタイムラグが20年くらいあるから、この辺の元ネタが子供の頃は分からなかったんだよな
「僕はウソが嫌いなんだ。ウソをつくのもつかれるのも」と言った高畑くんが魔美に“ホントのこと”を知らせないために新聞を燃やすラストシーンは、エスパー魔美屈指の名場面だと思いますね。この安らかな魔美の表情を見ているだけで泣けてくる
「脳に埋め込んだ電極に電流を流したら5年間笑わなかった女性が笑った、これは鬱病の治療に役立つ」という記事を見て、真っ先に思い浮かんだのがドラえもんの「表情コントローラー」なんだけど、これは結果的に良かったが、現実では「ヘソリンガス」がもたらすディストピアへまっしぐらの可能性が高い
大体1人の人間を「聖人/悪人」の二択でジャッジしようとするところに無理があるし、少なくとものび太はドラえもんの道具を悪用する面もあれば、その悪行を良しとしない倫理観も持ってして、その辺は「悪魔のパスポート」「チョーダイハンド」の回で確認して頂きたい。でも人間そんなもんじゃないすかね