Twitterで回ってくる「ファンのあり方」みたいなのを見る度にドラえもんの「宇宙ターザン」を思いだす。「ほんとのファンなら〜」が有名だけど、僕はのび太の頑張りで宇宙ターザンが人気を取り戻した後の台詞「いいんだ。みんながターザンを好きになってくれて嬉しいよ」がこの話のキモだと思いますね
ポコニャンは1ページに1回以上かわいいのでとてもおすすめしたいのですが、僕の推し所は「普段は『ポコニャン』しか言わないのにたまに『ポコニャン』以外のことを言う」点です
ジャイアンがリサイタルの時に着ている衣装、ジミヘンの影響を受けているのではという疑惑が出てきた。ウッドストック感が強い
美少女が「生きるのがつらい」「働きたくない」と涙目で言っているイラストに自分を投影するのを今すぐやめろ、おれたちは“これ”だろ、という強い気持ちを持っていきたい
インターネットにおける正義の発露なんてものは一歩間違えれば全体主義に崩れ落ちていくような脆いものだし、僕はドラえもんを読んで育ってきたため、いつまでも「大勢が同じこと考えるなんて気持ち悪い」という思いを持ち続けていきたい
「僕はウソが嫌いなんだ。ウソをつくのもつかれるのも」と言った高畑くんが魔美に“ホントのこと”を知らせないために新聞を燃やすラストシーンは、エスパー魔美屈指の名場面だと思いますね。この安らかな魔美の表情を見ているだけで泣けてくる
ちなみに「パパもあまえんぼ」はドラえもん屈指の名言「大人ってかわいそうだね」が出る回で、酔っ払った状態ではあるものの、のび太のパパとのび太のお婆ちゃんが再会した上でのラストシーンなので、みんなこのコマの良さを噛み締めてほしい
「何やってんだかよく分からないけどやたら偉そうに大言吐いてる奴の話をよくよく聞いてみたら何もしてないに等しかった」という教訓が込められた名作「アニメ製作なんてわけないよ」はてんとう虫コミックス24巻に収録されているのでみんな読みましょう