創作物において、民俗学者が呪術行為者にされているの、諸星大二郎先生の『妖怪ハンター』シリーズの稗田礼二郎が初期の代表だと思うけど(ただし考古学者という設定)、この段階だと、話の進行の理解を助けるための狂言回し的な役割の方がつよいと。⇒
『妖怪ハンター』の稗田礼二郎は、別に霊能者ではないけど、
考古学/民俗学/人類学の知識で『過去の所作』を知り、定められた時間、定められた場所で定められた条件を整えて、定められた所作をすることによって、異界の扉を開いたり、そこから怪異を招いたり、その姿を見たりしている。⇒
そして今日は、今年初の辰日でしたので、龍王尊と龍神様を御供養しました。
御店に梨果が売られていたので、購入して御供えしました。たぶん今季はこれが最後で、次は秋までは手に入らないと思いますね。
白澤の木像が4万円ぐらいでネット販売されていて、欲しいかなと思っているんだけど、
その御像に祈祷している方の肩書をみて、ちょっと迷ってる。
諸星大二郎先生の『マッドメン』の最後で人類学の学者が語る、
神話は昔の人間の世界観をうつしたものであるから、人が変われば神話も変わっていく。変わらないのは『死んだ神話』だけ。
という考え方は、ナカナカに意味深で、私たちの世界観が時代によって変わっていくからには、神話もまた変わる⇒