このコマですね。確か左近寺はこれっきり、ボルボ西郷はこの後出てきたっけ? たしか爆竜大佐のエピソードはまだあったからそれの絡みで出て来たように思ったけど。
最終的に両津はいつもの通り、金もうけにくらんで、最初に感じてた「社会の怒り」はどこへやら、ってオチも含めて物凄い「風刺」だなあ。
オチがその正義感が凋落する所まで行かなくて、弱く感じるのは2021年に読んでるからだと思うけど。
こち亀1032話「怒鳴り屋両さん」
ゼネコン汚職の新聞記事から中川たちに説明を受けて、国に騙されているという「真実」に気付き、国会や都庁に蟷螂の斧のごとく、一人デモを量産がやるという話。知らなかった「真実」に気付き、「正義」に目覚める所なんか、物凄い現代風刺だな。SNS社会だからなおさら
このページ、「未来の風刺画」になってるのが全く持って強すぎる……。アーケードゲームという時代性を抜きにすれば、ソシャゲの病理を言い当ててしまってる。<こち亀1019話「超美少女SLG!!の巻」
こち亀が全話無料開放という事で、1000話以降を読みだしてるけど、1001話目で説明されてるアナログ機器とデジタル機器の有用性、今でも通用する説明だなあと。
この「自分には"可愛げ"があるので、多少のやらかしは許してもらえる」
と思ってる節があるのって、安野モヨコの監督不行届の中でもカントクを指して、評されてたなあと思った。なんかこう狭い周囲内でキャラをなんとなく確立してるとそうなるのかなあとか。<RT