〜思い出のクソ客〜
ウクライナとロシアの事案直後
「難しい属性が来たわ。オーナーに一言いうか。オーナーさん、難しいお客が来て…」
「まさかソ連人!?絶対嫌だから!」
「あ、違くて…」
「ああ、若い人はロシアか!とにかく嫌だから!アイツらはだまし討ちして樺太(止まらないヘイトスピーチ]」
このコテコテの使い古しのやりとり、大冒険の果てに出くわしたら悶死しそうなアツアツな展開なんだろうけど、いや、三枚目マジ熱いって、序盤で挫折してから…ぅん…
みてください!あざといメンがヘラヘラした顔しながらも有言実行決め込んでブルジョワの芳醇な教育で詰め込んだ合理主義の看護システムの構築。ロマンとリアリズムをリアルに実体化させた魔術師ですぞ。グレイとバイならした後ヤケになったのかパワハラしたようだけどハラハラ涙が出ます。
ペロスペーロ、ビジュアルに初見は吐きかけたんですが、ワンピースの中でもトップクラスの策士だし、サポーターで、私たちは読後彼のファンになるのであった。
ヨルさんの護衛の任務、適任か。幼少期から血まみれ=肉弾戦でお仕事するスタイルは変わらず。基本、暗殺という名の単独カチコミによるジェノサイド。コソコソするのは不得意な感じがします。
#SPY_FAMILY
ココヤシ村はアーロンに奴隷化された町で、ベルメールさんが眼前で惨殺され、ナミは拉致され、刺青を掘られ、なぜか大金を…うすうす思ってたんですが、ジニー回を見て思ったんですが、性暴力のメタファー表現ですよね。お金については対価でもあるし、ベルメールさんとの喧嘩の原因。
ワンピース、悲惨な目に遭ってないキャラクターいないですね。思えば東の海編も尊厳と人格破壊の台風でした。ウォップの片思い相手のカヤも、絶大な信頼を寄せていた執事のクラハドールが自分の財産を狙う海賊で、これがキツイのは、カヤはクラハドールが本当に大好きで、怒涛の罵声と共に裏切られます
Q.ここから主人公はどうやって逆転しますか?
A.煽ってる方が主人公です
で有名な鉄鍋のジャンですが、この場合、親父さんに憧れて料理人になった息子が、たくさんの人々に後押しされ、感謝を込めて作り上げた料理を、主人公に台無しにされ、審査員に必要以上に全否定され、尊厳破壊された場面です
ほんとTwitterだから言えるんですが、忍者と極道のプリマ死亡のこの1ページに生と死、上下左右の端正な様式、絶望と執念、小さな敗者と大きな勝者の物語、と様々な対比が詰め込まれてるのに味が混在してないのに一つにまとまってる奇跡を感じるんですが、各位はどうでしょうか。