★ ヤマザキマリ+とり・みき『プリニウス』、現在くらげバンチでは、第1話「ウェスウィウス」と最新話「ミラベラ」が無料で読めます。一周回って同じ時間帯を描いていますので、8年前との描写や絵柄の変化も見比べると面白いかも。
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これですね(ACT21「追憶の温泉ツアー」前篇) https://t.co/avGt8kQ5n2
ACT18「真実のハッピーバースデイ」ですね(ちょうど37年前)※知世さんのセリフは映画『キャバレー』中の物です https://t.co/FC0lqH2csq
そんな恐ろしいことをいわないように。間違いなく宇宙人の死体だと思います(ACT42「ちょっと貧しいイイ話Part3」) https://t.co/pek4WCuIYw
『山の音』①「銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ」
収録順では最後になりますがこの作品が“ギャグでない”SFを描いた最初の作品です。初出は1983年「少年少女SFマンガ競作大全集」。実はチャンピオン応募時にギャグとSFの両方を描こうとしたのですが、後者は内容に画力が全然追いつきませんでした→
『山の音』②「カットバック」SFマガジン85年2月号
「銀クジ」は幸い評判がよくSFマガジンからも読み切り短編の依頼が来ることに。当時の私は皆様よくご承知のように時をかけたりする映画にとち狂っておりましたので、この作品ももろにその傾向が出ています。舞台は自分の故郷をモデルにしています。
『山の音』③「羽根の塔」SFマガジン12月臨時増刊号
原作なしで描くようになってからは逆に「自分が恥ずかしさでのたうちまわるくらいのラヴストーリーを描こう。これも修行だ」と思って描いてました。惑星環境や宇宙植物の設定には亡くなった鹿野司さんの協力がありました。あらためて感謝致します。
『山の音』④「隣の女」SFマガジン1987年7月臨時増刊号
しばらく甘い話が続いたので方向転換……というわけではなく、この増刊がホラー特集号だったのでその依頼に合わせた形です。ホラー作品で影響を受けたマンガ家は?と質問されることがあるのですが、自分ではホラー物や伝奇物はマンガよりも→
『山の音』⑤「憑かれた男」SFマガジン1987年1月臨時増刊号
ステディという個人端末AIは堀晃さんの短編の影響だったかな。いずれにしてもこのころの洋邦SF作品には似たような小道具が登場し始めていたと思います。いまのスマホがまさにそうですね。脇役をハリウッド俳優の顔にして遊んでます。
→ひねくれ者の私は全然違う方向に舵を切りたかったのです(商売下手といわれましたが)。SFはやっぱり自分のバックボーンですからね。伝奇物にしたのは田舎育ちの自分の経験が活かせる身の丈に合った題材として。ただし漠然と南九州を舞台にしてはいますが現実の故郷の風景はあまり使っていません→