→主人公の抵抗もむなしく……(以下は本文をお読みください)。主人公のモデルは田村信さんや古谷三敏さんやゆうきまさみさんのマンガにも登場する元小学館の名物編集者・福田孝さんです。この号が載ったモーニングが、出社したら机の上に置いてあったそうです。
『パシパエーの宴』⑦「冷蔵(庫)人間第1号」
COMIC CUE NO.9 a little wonder 2001年
短編というのは一コマ目で眼が覚めると既に異常事態で説明しなくていいのが楽ですね。にしてもこれはいったいなんで描いたのか。たぶん怪奇大作戦の冷凍人間からの連想に半村良「ボール箱」が結びついた?
『パシパエーの宴』⑨「day dream」
「九龍」vol.2 河出書房新社 2002年
セリフのないマンガは「遠くへいきたい」以外にもときどき描くのですが、いかにふだん言葉で楽しているかわかります。画だけで伝えるには工夫が要りますがでもそれが楽しい。読者は不安になって「正解」を欲するようですけど。
→さらにややこしいのは、私のマンガはこれが「怪奇大作戦」の1エピソードとして作られていたら、という架空の裏設定で描いています。当然明智探偵や警部の顔はあの人やあの人に酷似しています。
『パシパエーの宴』⑪「望郷」GAG BANK 2003年
自分の田舎での高校時代を舞台にしていますがお話はフィクションです。初出時及びチクマ秀版社版には最後の1Pがありませんでしたが今回は2011年に出た作品集「クレープを二度食えば」に所収したときのバージョンです(以上『パシパエーの宴』解説・了)
音は最後に決めます。というか私のマンガは擬音が通常のマンガよりは少なめだと思います。ネーム時点では書いていても(そういう音が聞こえるような「絵」をここでは描くのだよという意図で一応書いておく)最終的には取ることが多いです、残すのは演出上の必然がある場合で「望楼」はまさにそうです。 https://t.co/uUJPBeNWrB
全然関係ありませんがとり・みき+ゆうきまさみ「土ワイ2」に登場する把剃尼(パゾリーニ)様
★本日12/9「おすすめ文庫王国2023」発売されました。とり・みきのSF大将、今年は「ヨーロッパ・イン・オータム」です。パロディ元の小説は『冷食捜査官』とか好きな人は好きかもしれない。
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話題の新発見のナスカの地上絵を見て、デビューまもない頃に使っていた女の子のキャラクター(でんわ子ちゃんと呼んでいました)を思い出しました