「図書館の大魔術師3」読了。食っちや寝系のネコ娘かな…と思ったら、鋭い観察眼を持つキレものだったとか、この作品はキャラの魅了を高めて掘り下げていくのが上手いですなあ。そういうキャラを毎話のように増やしていく力量がすさまじいです。
「恋は光1」読了。恋愛感情が”光“として見えるセンセイを軸に進む秋★枝先生らしい会話劇が面白いですなあ。女性キャラの可愛らしさを引き出す会話がうまい。
他人のものを好きになってしまう宿木さんによって混迷を極めてくるんですが、この「好き」のベクトルの向きがセンセイに向いてそうで向いてない気がして、今のところ妙に平静な自分が。
「私を喰べたい、ひとでなし2」。人外の汐莉の、「私が全てもらうから、それまで守る」という身勝手な巨大感情のエモさが加速していていいですなあ。
幾花にいろ先生の「丹あか」。火傷ゆえ肉体関係を忌避する圭と上手くいかない男が、圭の友達の里伊那とも関係を持つ…という話に終わらず、圭へ巨大感情をぶつける話になっていくのが、表紙裏表紙の仕組みといい、見事なんですよ…。
武装待女中隊のリーラ・シャルンホルストが令和にソシャゲに出るですって…。ワルサーP38は序の口で、MP40やティーゲルまで持ち出す武装メイドなので、本当に戦争になる
女王蜂の働きアリのようになったJKが、女王を守るために一糸乱れぬ軍隊蟻のように抵抗する。そういう栄養素が、ヒメノスピアにはあります。