#マイナー好み描写選手権 
攻防の間に何段階かけて少しずつ優勢(劣勢)になっていく丁寧な描写。ちばてつや先生のこういう描写が大好き。 
   ざっくり敵の視点をカットすればこんな感じで敵の奇襲に読者をビックリさせることが出来ます。あと「ゲーム好きな悪役」を描きたいなら、あの『木っ端微塵に破砕した!』モノローグは悪役に喋らせればより「ゲームオタク」のキャラを強調できます。 
   敵の視点に丸々1ページを使うのが無駄と思います。敵キャラを描きたい気持ちはわかるけど、この時点で描くと読者にバレます。驚かせるものも脅かせなくなる。あとモノローグはくどい。 
   この見開きのコマ割りはちまちますぎる。それに煙霧の2コマ目明らかに無駄に大きすぎる。敵が無傷のコマで大きく強さを見せなくてもったいない。あとバトルシーンなのに2ページで15コマを使ってどうするんだよ。 
   「結界があるから入れない」のは割と常識だからわざわざ2ページを使う必要が無い。後半に実際に結界入ったら時にさらっと言えばいい。せっかくページを使っても、効果が無い。むしろテンポがだるくなる。 
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でもその後にもらった感想は変わらくて色々を悩みました。今で思えばその読者は多分こういう作品好きじゃない。自分の売りも女の子やデッサンじゃないからそっちに力に入れてもコスパが悪い。強化なら弱点じゃなく強みに優先すべき。それを理解できたのはその後のことだった。 
   アホな漫画ですみません。多分この世に誰にもう描かれたネタです。回復呪文が好きです。ケラルダの語呂は好きですが消えてしまったのが残念。 
   揭載誌は1ページでも増やせない児童誌なので、今回の話が苦労しました。7コマ8コマのページはちらほら。このページは7コマでもメリハリを出すために4コマ目を若干大きく描いて、枠線も使わずに強調する。やっぱりコマが小さくても工夫すれば読める。作画は面倒になるけど。