盤古の筑字塔編は面白い経験があった。登場キャラだけ決まっているが、締め切りに追われて話練り時間が足りなくてアイデアは出ないから文字通り布団に込んで逃避した。布団の中で全速力で頭を回せて一夜で試合のルールや構成を組み立てました。火事場の馬鹿力の思考版みたいもん。
野味雑煮の日本語セリフ翻訳中。細かいニュアンスはできなくて、これから友人に添削してもらいます。国の言葉の違いを考えるのが難しくて楽しい。
いや、ドラえもんの原点は
「こんなこといいな、できたらいいな」だから。
そんなことに気を使うと面白さもくそもない。そもそもひみつどうぐ自体存在しない。そんなことを知りたいなら教科書を読めばいい。
『僕のヒーローアカデミア』の場合、「世界観」と「キャラ」を同時アピールする方法を選んだ。『個性』の面白さと出久と爆豪は1ページ目で魅せた欲張りの構成です。地味にすごい。
今回のステインがファンぶり、まるでのび太の「ほんとのファンなら、落ち目のときこそ応援しなくちゃ」。今回はヒロアカで一番好きかもしれない。
『俺こそオールマイト最後に倒されるヴィランになる!』みたい展開はありそう。