多分こういうのもアシスタントが描くのである。ED-209の資料を渡され「こんなのに4人乗ってる絵を描いてくれ」と言われるのだ。頭抱えるぞ。元々人が乗るようなデザインではない。それを4体。乗ってる奴の顔も見せなければならないし、どうやって画面に収めるんだ。苦闘の跡がうかがえる一枚である。
ということは変速は後輪だけで、当時の主流の5段変速+3で凄いぞというイメージか。後年の定番だった後輪部フラッシャーがまだないことにも注目したい。シフトノブのような変速機は憧れであり。ぜひ覚えといてほしのだがこの系の自転車めっちゃ重い。
今日思い返して「あれっ?」と思ったのである。自分の中に「惑星が並んだからと言ってそれがどうした」という、かつてはなかった白けた意識がある。毎日望遠鏡を覗いている人でもない限り、本当は概念上の世界でしかないのである。それが30年で少しづつ変わってしまった。TVの星占いは普通に見るのに。
「うる星やつら」と「かぼちゃワイン」というのがあって、30年くらい経つと一方では男の子が若干おとなし目となり、一方では女の子がおとなし目になっている。良し悪しでなく、ここにもそれぞれの視点を感じるのである。