京都は花街、舞妓さんたちが暮らす“屋形”でまかないを作るキヨさんを語り手に、花街の日常を描くのが、
小山愛子「舞妓さんちにまかないさん」。基本は人間模様を描く人情モノですが、舞妓さんの生活がどんなものかといった話など薀蓄も沢山。たしかにコンビニは入れないよね。 #1巻
疲れ切った初老のオジサンは、マイペースな女子高生に捕獲されるのだった。吟華「花部長(52)と心乃ちゃん(17)」は我が道を行く心乃ちゃんにオジサンが振り回される話。まさに気の置けない関係(?)。花部長が、振り回されるが故に普段の心労を忘れられることにホッとします。 #1巻
古くから多少偏見を持たれていたギャルのイメージは、植野メグル「はじめてのギャル」の読後に吹き飛び、俺も八女さんのようなギャルと付き合いたい!で頭がいっぱい。小悪魔的だが根はいい子のギャル・八女ゆかなとドーテイ・羽柴ジュンイチ。住む世界が違うはずの2人が付き合うとどーなる?#1巻
奥たまむし「明るい記憶喪失」は、百合コメディ。恋人が記憶喪失、と書くと悲劇だし、同じ相手に二度恋をする、と書くとロマンティックだが、そんなの気にならないくらいの突き抜けっぷり。この前向きさ、見習いたい。 #1巻