2位「夏のタイムカプセル」燈可奈で気ぶれるエピソードは大体傑作扱いですが、その中でも特に濃厚な燈可奈が拝める回。可奈ちゃん絡みになると行動的になったり、その善性を愛して守護ろうとする燈馬にキュンキュンしてしまう。Q.E.D.の裏テーマである「記憶」も絡んだ傑作
#QEDエピソードベスト10
1位「マジック&マジック」恐らく燈馬にとって最大の難事件。ゲストの黒法師万十さんがナイスキャラで彼の魅力で栄えある1位です。賢すぎるあまり驚きがない燈馬に対する大人としての在り方や、マジシャンの矜持が格好良すぎ、そして過去も絡めた究極のマジックには拍手喝采!
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6位「凍てつく鉄槌」エピソード投票したら多くの人が挙げるんじゃないかっていう鉄板の傑作。トリックがトンデモ寄りなんだけど、過去と現在、犯人の格の高さ、意外すぎる展開と仕掛けた罠の絡み具合が絶妙としか言いようがなく読後の衝撃が凄まじい。タイトルもぐう格好良い
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3位「立証責任」裁判員裁判の副読本とされる大傑作。単純に『十二人の怒れる男』テイストな疑似法廷ミステリとしても面白いんですが、そう魅せたからこそハマる盲点に裁判員の意義と危うさを示唆している作劇が完璧すぎる。このエピソードでの燈馬は名探偵ではありません
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7位「アウトローズ」唯一『iff』からのランクイン。単純にコンゲームとして滅茶苦茶面白く、また長く『Q.E.D.』を読んでいる人ほど「やられた!」となる仕掛けが見事。あと長く読んでない人でも違和感が凄まじい偽水原さんとそれに対する燈馬くんの反応がツボ
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1位「形式的真実」民事と刑事で真実の扱い方が違う…という前提を活かした究極のトリック。犯行自体は偶発性に頼りすぎているきらいがあるけど、メイントリックは正直ミステリ史に刻まれるレベルに頭の良い隙がなさすぎる完全犯罪で舌を巻く。「怪獣罪で地球追放です」も笑う
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3位「学園祭組曲」可奈ちゃんの人間的魅力と暴の両方を堪能できる気ぶり回。燈馬くんが彼女のどこを愛してるのかがわかりやすい。ただ、出てくる反社のやってることが学校の敷地内での地面師詐欺なのはあまりにフィジカルでプリミティブでフェティッシュすぎるだろ…
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8位「共犯者」倒叙モノとしてピカイチの出来で、純粋な推理漫画の面白さはこのエピソードが1番じゃないかと。共犯者は誰か?で詰めつつ明かされるトリックが滅法面白く、その上で生じた犯人の思わぬ誤算も洒落ている。あと水原警部の有能さや燈馬くんの義理堅さも良いです
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2位「アウトローズ」無印のランキングにも入れてたけどやっぱり好き。iff入ってからの特色として、可奈ちゃんがフィジカル以外のスキルも磨き抜かれ最強の探偵助手と化したことが挙げられますが、この話でのチームプレーの隙のなさったるや。そして偽水原さんはやっぱおもろい
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4位「エレファント」ここまで数学絡みの話を選んでないのは単純に僕が算数の時点で挫折した数学弱者だからですがこのエピは例外。いや論理は全くわからんのですが、この話は不可能に挑んだ馬鹿な男の浪漫に迫った話でグッと来るんです。トリックも数学に絡みつつシンプルでイイ
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4位「素っ裸の王様」推理というより企業相手に一矢報いるパワーゲーム回。「燈馬の逆鱗=可奈ちゃんに害を及ぼす」とどうなるかというのがわかりやすい一例。ダーティーな駆け引き自体も面白いが、本作の本質はやっぱりオチ部分。ある種のどうしようもない創作賛歌なのです
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6位「溺れる鳥」iff入ってからたまにある近未来パラレルワールドのSF回。AI裁判官という仮想上の存在をフル活用したトリックが見事で、特殊設定ミステリとして完成されている。パラレルワールドでも変わらず強い……を通り越して投げ技が砲撃レベルになってる可奈ちゃんは何
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