おじさんとしか関係を持たないガチおじさん好きの私が熱愛している『おじさんと。』、おじさんとの情事のリアルが卍解してて最高。家庭教師のおじさんと卒業記念に…って話なのだけど、「よしよしいい子だね~」をはじめ、おじさんに言って欲しい語録を制覇していて凄すぎる。全おじさんに読んで欲しい

偏愛している鬼畜漫画家オイスター先生は、古典SM文学『O嬢の物語』のいう「とても君が同意しえないこと」の要求に従うことで完成する【自我の放棄】の描写が凄い。『家畜乃団欒』は家族もろとも崩壊して絶望度MAXなのに、究極の【自我の放棄】の先はどれほど安楽なのだろう…という悪魔の魅惑がある。

この世のものではない「何か」が孕む底なしのエロスに触れれば、元の世界には戻れない。それでも抗えない「魔力」がたっぷり詰まった「怪異エロス」なるジャンルを確立した岩崎ユウキ先生のお気に入り1万overの怪作『閲覧注意』、ホラー度MAX×エロス度MAX…どちらも振り切ってて唯一無二の魅力…

「エロ漫画芸人」で紹介されてて買った昼寝先生『一昼夜』、大優勝すぎ。こだわりの表現、独自の視点、選び抜かれた辱めの言葉が丁寧に込められたそれはまさに「作品」と呼ぶに相応しく、マンネリはない。擬音と体液の密度100%の頁は、繰るたび煙となって読者を包み込む。これは読む催淫。危険すぎる

女の子には「自分が夢でありたい。エロスという女神として一瞬の中で永遠の偶像たりたい。」という願望があると思っているのですが、そのために、「完全に主導の性行為」というものが人生において必要で、それを完璧な画力で言葉通り夢のようにビジュアル化したのが『彼女が僕に微笑めば』という短編…

「親は親である前に人」という主張、吐き気するほど嫌いなのだけど、エロマンガベスト100にも選出され、NTRの教養書ともいえる山文京伝先生『沙雪の里』はその解答をくれる。「人として」、個人として、淫蕩な村の因習に染まり幸福を感じる女は、「親として」の判断をその幸福より優先すべきなのか。

流石に質が良すぎるホラーアンソロ『HOLY』、「世の中でいちばん恐ろしいものは何か？/真実である」の解説に相応しい真実たる恐怖を、手塚治虫、美内すずえ、萩尾望都等、名だたる巨匠の短編を通して堪能できてしまう…ビジュアル特化なホラーではなく、恐怖の根源に迫るまさに「聖なる」恐怖短編集

年は忘れないし明けてもめでたくないけど、年末年始はエロ漫画無双してても唯一怒られない期間だから嬉しいね🧚ということで、私のクセ強フォロワたちが2022年最も食いついた2022年感の全くない売れたエロ漫画ランキング記事を更新しました🧚セール中のもあるので暇な時に！https://t.co/IQsvpMOLeu

女の子、怒る怒る怒る。怒られると萎えるという人がいるけど、それが相手に我慢を強いる。独りよがりなことをする→お叱り・ツッコミ→それすら興奮材料にしてこそセックス・コミュニケーションが成立するのではなかろうか。女性に生気が宿り、性もコミュニケーションのひとつなのだと実感できる良作

山本直樹先生と並んで二大早稲田卒インテリ変態先生だと思ってる甘詰留太先生の代表作『ナナとカオル』、全年齢向けだからこそのエロさが、よりSMの良さを光らせる神漫画。一般漫画らしからぬムチムチ感とねっとり感、見せずに魅せるエロスにズブズブになる読者多数。ラブコメなのに、エロいよ・・・

表紙・サンプル共に普通のイチャラブエロ漫画かって思ってたらレビューに「怖っ」とひと言だけあって気になりすぎて買った七保志天十先生『TABOO』、とんでもない。想像を遥かに超えた禁忌。フラグ的なシーンや、アナザーストーリーの存在など、エロゲー的楽しさもあって無駄のない凝縮された100頁。

人を狂わせる漫画見つけた…優れた作品は読者に新たな世界を開く。それは良くも悪くも「性癖」にも当てはまる…鬼才・天竺浪人先生『虫喰いの花』、「怖い」のに「抗えない」魔力にみちた言葉と、「従うのは誰か」という問を通して、まんまと未知の領域へ導かれる。これは禁書…目覚めてしまった……