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「20歳(ハタチ)なんですけど!」のコマが超絶有名なクジラックス先生の『らぶいずぶらいんど』は実は涙を流して読んだ数少ないエロ漫画のひとつ。盲目のおじさんに手を差し伸べた少女の突拍子もない嘘からはじまるお話。優しい嘘のつくりだす夢のような世界と、現実の惨さに泣いてしまう。
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ダーク青春漫画でよくバズっている小骨トモ先生のエッチな漫画の魅力を知ってしまってから爆買いしているのだけど『初恋美談』、性癖に刺さりすぎ。「きれいなもの」は存在しているだけで暴力的で、「汚さ」「醜さ」を昇華できない幼ない心は、歪んだ方法でしか触れられない。過激でピュアな青春短編。
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「最も美しいエロ漫画は?」と聞かれてすぐに頭に浮かぶのはMARUTA先生の『空蝉』。物語のように美しい双子の、悪意のない誘惑は「罪」というよりは「遊び」を思わせ、交わる行為は「エロい」というよりは「みだら」の言葉がふさわしい。性別、身分、分別、全ての境界が美しさの前で曖昧になる一冊
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鬼畜の帝王・オイスター先生…肉体描写のみならず責め手の言葉の絶妙さに真髄をみた。刺激的でユーモラス・「辱めの作法」ともとれる多様な言葉の数々…14作ぶっ通しで読めてしまう偉大さ。「痛み」とは、「尊厳」とは、それを問う全ての人に読んでほしい記事書いたhttps://t.co/VrnMzUt9Yz
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私がはっきりと「鬼畜漫画」の魔に憑かれてしまった原因と記憶してるのはオイスター先生の『暗澹』という作品。退廃、執着、欲望の滑稽と汚された日常…それがたった1ページの扉絵で脳髄に直撃。続く世界で、最低のその下を這う者は、この世で最も天国に近い場所へ辿りつく切符を手にできると知った。
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稀代のSM小説『O嬢の物語』の作者として有名なポーリーヌ・レアージュは、マゾヒストでありながらとても自我の強い女性であったという話があるけど、その一見不思議な話を「転落は高貴なる者の特権」というひと言と耽美な世界で明快に説明してしまったのが蜈蚣Melibe先生『バージェスの乙女たち』
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エロ漫画家でありながらコラム(文章)にもその知性と才能を遺憾なく発揮していて急激にファンになってしまった雨山電信先生の父娘長編『ありがとう』、「歪んだ関係」という世間の価値観を、少女の無邪気な心情から推し量りながらも置き去りにしないバランス感で、しっかりエロいのに読後に何か残る良作
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成年漫画より一般漫画のエロシーンの方がエロくね?説を自ら肯定しながらもエロの根本にある「感情」に迫った大横山飴先生『落ちない雨』、とんでもなかった。「爽やか/切ない」という言葉とはかけ離れたエゴイスティックで陰気な青春模様と、謎みたいな会話。これこそが本当の青春と感じさせる傑作。