こちらのツイートにはセンシティブな表現が含まれている可能性があります。
やっぱり、思いもよらないことがいい。シュルレアリスムの祖アンドレ・ブルトンの運命の女『ナジャ』は「あなたは誰?」の問いに「私はさまよう魂」と即答する突拍子もない女。それでこそ痙攣的な愛を育むに値する相手。『僕らの潜水性活』はそんな、率直で、ネジの外れた運命の女との、瞬間の季節。
こちらのツイートにはセンシティブな表現が含まれている可能性があります。
鴎外の娘・森茉莉が『甘い蜜の部屋』で濃密に描ききった「お世話のエロス」ですが、日本が世界に誇るHENTAI界を独走する堀骨砕三先生の『閉暗所愛好会』は「お世話」の究極のアレに関する部分をエロ漫画として描ききった快作。ノーマル主人公の目覚めを丁寧に描くので、読者の性癖をしっかり歪めてくる
こちらのツイートにはセンシティブな表現が含まれている可能性があります。
SMの本質は痛みそのものではないというのは、大文豪・遠藤周作から卯月妙子氏までみんな言ってることだけど、その辱めの最終地点は、体がバラバラにされちゃって、脳みそまで丸見えにされちゃうことなんだって、氏賀Y太先生が教えてくれちゃった。氏賀Y太先生は、猟奇系じゃなく、羞恥系だと思ってる。
こちらのツイートにはセンシティブな表現が含まれている可能性があります。
太宰治が『女生徒』で少女心理を言い当てたなら、この漫画はどうだろう。女性が共通に隠しもつ「喪失」の記憶をあまりにも酷に描き出してしまった。「リアル」なのが凄いなら、最も痛ましいのが「喪失」のリアルだ。女性ファン多数の町田ひらく先生『小さい躰に白い蔭』は、痛みに洗礼されるような傑作
こちらのツイートにはセンシティブな表現が含まれている可能性があります。
SMラブコメ漫画『ナナとカオル』で有名な甘詰留太先生のエロ漫画、『くわがた』に続き『奥さまは少女♡』も良すぎて完全に沼…ラブコメ系の話も狂おしいほどエロ良いのだけど、「実は主導権を握ってるマゾ」とか「憂いをおびた痛ましい体つきの少女」とかのちょっとダークな作品の沼度がえげつない…
こちらのツイートにはセンシティブな表現が含まれている可能性があります。
着ぐるみのゴツさと女体のしなやかさ。着ぐるみの無表情と中身のだらしなさ。変態なら皆一度はそのアンバランスのフェティッシュに股間を委ねたことがあろう「着ぐるみ」を極めて効果的に用いながら、凄まじい画力と「ひながな」の使用により知的堕落を巧みに描いた雨山電信先生『私は羊』、極めて好き
こちらのツイートにはセンシティブな表現が含まれている可能性があります。
「生むことができるということだけをとれば、女はそれ自体で特権をもっている」と女性解放を腐した女がいたけど、たしかに性を覚えた日から女はそれを直観する。ぬまたちひろ先生『思春期異聞録』、兄の意地悪に優越の笑みを向ける妹の姿に、ジェンダーが批判されても消えない“女という特権”が匂い立つ
こちらのツイートにはセンシティブな表現が含まれている可能性があります。
なかに先生の作品、「倫理に反する」とはまた違った「倫理を手放す」性愛で、純愛だけど最も純愛から遠い、みたいな独特の雰囲気がある…擁護施設で姉弟同然に育った二人がある日性交する。社会が作ってきた形の「恋愛」でも「家族」でもない、極限まで単純な性愛がなんとも奇妙で、それでいてエ口い
こちらのツイートにはセンシティブな表現が含まれている可能性があります。
町田ひらく先生『あじあの貢ぎもの』
またも凄いシチュの数々。エロ漫画なのに『星の王子さま』の引用からはじまるんだぜ?そして先生の解説が大好きなのだけど、「え?そこからこの凄い物語の着想を…?妄想の鬼だ…」となる。そう、私含め変態とは妄想力の鬼のことを言うのだ、とか思うなどした。
こちらのツイートにはセンシティブな表現が含まれている可能性があります。
ロ○漫画って都合の良い幻想的なのが多くて、それも大好物なのだけど、鬼束直先生『あんだーとう』は全てがリアルすぎてヤバい。クビレの全くない幼○体型と、「欲情」というよりは無邪気に「知識/興味」として性に触れてくる少女達の描写に、え…実話じゃないよね…?と思わず疑ってしまうほどの筆力
こちらのツイートにはセンシティブな表現が含まれている可能性があります。
初単行本が発売された小骨トモ先生、鈍くまとわりつく空気感がなんとも心地よい青春漫画も最高だけど、エッチな漫画もヤバい。飢えた少女が迷い込んだ家の自称・家主こと狂人。その思考回路・テンション・吐く言葉、全ての描写が想像を超えていて凄まじい…絵にも「湿度」があると思い知らされる短編…