カバー曲のパート分けで白鷺千聖に関谷なる(自分個人で選んだやりたいことも好きなことも何もない空っぽな主人公)を、丸山彩にハナ・N・フォンテーンスタンド(自分個人の夢に向かい進んでいけることそのものを幸せだと語るずっと夢だけ見てきた女)をあてがうの、ド天才の配役か…???とブチ上がりよ
約束の『何度だって運命を共にするよ』という歌詞は絶対に青葉モカちゃんも大好きな歌詞なんだよね、『何度だって運命を共にする』というニュアンスの独白は彼女も読んだことがある代物だから……いやコンビニバイト組の言語センス総じて重すぎでしょ コンビニ周辺の重力加速度だけおかしくなってそう
漫画版だと更に分かり易いんだけどあの日のキャンプ場で大泣きしたことを「忘れた」と言い張る戸山明日香の姿を戸山香澄はしっかり覚えてて、一方で姉の泣きそうな顔を本人は忘れたと嘯くけど戸山明日香は忘れてあげない、という姉妹間での記憶の相互補完めいた描写、めちゃくちゃにもえるんだよな……
RAiSe!読み返してて思ったけど朝日六花が実家のおばあちゃんと約束した「教えてもらったこと、家事もがんばるよ」という発言がどちらかといえば『部屋にいっさい私物を増やさない=家事の手間を発生させない』という方向で守られてるのあまりに草すぎるでしょ
朝日六花の一張羅(※旭湯の私室に私物が増えた様子が一切無いのでマジで春秋ぜんぶこれで回してる説がある…)として知られるあの花柄のワンピースがユニクロっぽい店で買われた品であること、みんなに知っていてほしい、ストランドバーグ(50万円)を毎日背負う服の総額が5,000円の女を……!!!!!
“一度聴いた曲は耳コピした上でアレンジして弾ける”という朝日六花の化け物じみた能力を何気ないことであるかのように流すマスキングさんとチュチュ様が2話ではとても印象的なのですがこれには理由があって、漫画版を読むと分かるのですがなんと、佐藤ますきも初手で全く同じ芸当をこなしている……!
これは伝わるところにだけ伝わればいいのですがノブロ3章で語られた湊友希那の『過去のすべてを断ち切って目の前の音にだけ集中する純粋さ』と氷川紗夜の『過去のすべてを抱えたまま音を奏で進んでいこうとする強さ』の対比、完全に火ノ丸相撲の荒木vs國崎なので最高なんだよな
漫画版だと更に顕著ですが『休日は昼まで寝ることを固く決めている』程度には姉と正反対に朝が弱いことが窺える戸山明日香がよりによってパジャマ姿でポピブイに出てるの、明らかに妹が弱体化している時間帯を狙った姉の計画的犯行でしかないのでめっちゃ好き、、、後で死ぬほど怒られるでしょ戸山香澄
単行本化にあたっての一番大きな変更点、佐藤ますきさん(中学時代)の髪色が染めたわけではなく最初から金髪だったという設定で全ページ描き直されていた点なのですが(まぁお嬢様学校やしそりゃ地毛だよな…)、これによって『黒髪の佐藤ますき』の存在がバンドリ!史上最大の特異点になられてしまった…