③二死一塁三塁で、一塁ランナー・不吉が初球から盗塁を仕掛ける。キャッチャー・谷繫元信の二塁送球がピッチャー・俵星玄介の背中に直撃。その間に三塁ランナー・荒金久雄が生還。4-5。9回裏は平野佳寿が抑え、オリックスが勝利。 10巻pp156-157

②9回表二死二塁で不吉を迎える。不吉の打球は二遊間の当たり。セカンド・荒木雅博のファインプレーと思いきや、グラブのネットが破れてしまう。 10巻p155

①トーナメント一回戦、オリックスは中日ドラゴンズと対戦。金子千尋・山井大介の両先発。9回までに4-4と点の取り合いになるが、内オリックスの3点は不吉によるもの。「四球を出したわけでもなし打たれたわけでもありません　信じられない不吉の連続の3点でした」とのこと。 10巻p153

②不吉は木下のボークで三塁進塁。キャッチャー・山田太郎は2番セカンド・大島公一のスクイズを警戒し、ウエストボールを要求する。しかし暴投となり、その間に不吉が生還。1-1。最終的に、試合は2-1でオリックスの勝利。岩下修一が完投、7番キャッチャー・日高剛のサヨナラソロ本塁打。 6巻pp195-197

①2004年後半の対東京スーパースターズ（東京SS）戦。不吉は「1番・ライト」で出場。先発投手は木下次郎。1回裏、不吉の当たりはサード・岩鬼正美の手前でイレギュラーバウンドし、ラッキーなツーベースヒットとなる。 6巻pp187-189

⑩9回表、二死二塁三塁、ダイエーは2点リードで不吉を迎える。投手は渡辺正和。不吉の当たりはピッチャーゴロ。しかし、折れたバットの先端が正和の右側頭部に直撃。打球がファールゾーンに転がる間にランナー生還。7-7。最終的に、柴原の勝ち越しサヨナラ2ラン本塁打でダイエーが勝利。 37巻pp143-147

⑨5回裏、一死一塁（井口）で一番サード・岩鬼を迎える。オリックスは前述と同じ内野5人シフト。不吉は鋭い当たりをジャンピングキャッチしようと試みるも失敗、ガラ空きのライトへ転がる。岩鬼はランニング2ラン本塁打。しかし4-9-2と渡った送球が岩鬼の左目に直撃する。5-5。 37巻pp104-106

⑧5回表、二死二塁（殿馬）で不吉を迎える。投手は星野順治。不吉の当たりはセカンドゴロ。セカンド・小久保裕紀はファースト・松中信彦にトスするも暴投。その間に二塁ランナーが生還。3-5。小久保曰く「そ　そんな…………大事に大事にいったのに…」とのこと。 37巻pp92-93

⑦続く無死一塁、オリックスはライト・不吉を一二塁間に置く、所謂「内野5人シフト」をとる。6番ライト・秋山幸二の当たりはその不吉の正面。9-6-3のダブルプレーとなる。秋山曰く「おれはフライを上げる打ち方で打ったんだ　そして上がった……はずだったのに」とのこと。 37巻pp52-53,pp58-60

⑥2回裏、無死ランナーなし、5番キャッチャー・城島健司の当たりは三塁線を破る長打コース。しかし城島は一塁ベースを蹴ったところで転倒。慌てて一塁に戻る。城島曰く「ど…どういう事だ　別に足がもつれたわけじゃないのに　どうして転んだんだ」とのこと。 37巻pp48-50

⑤続く二死一塁、8番キャッチャー・日高剛の当たりは平凡なセンターフライ。捕球体勢に入っていたセンター・柴原洋は捕球に失敗。頭部に直撃し、跳ね返った打球を辛うじて捕球する。スリーアウトチェンジ。柴原曰く「捕る瞬間ユラユラ～～っと打球が揺れて」とのこと。 37巻pp7-9

④続く二死ランナーなし、7番ファースト・五十嵐章人の打球は三塁線。サード・岩鬼正美のファインプレーと思いきや、打球は三塁ベースに直撃。ラッキーなヒットとなる。 36巻pp177-178