③二死一塁三塁で、一塁ランナー・不吉が初球から盗塁を仕掛ける。キャッチャー・谷繫元信の二塁送球がピッチャー・俵星玄介の背中に直撃。その間に三塁ランナー・荒金久雄が生還。4-5。9回裏は平野佳寿が抑え、オリックスが勝利。 10巻pp156-157

④不吉はヒーローインタビューを受けるも、マイクが故障する。これも不吉の仕業とされた。 10巻p158

⑤トーナメント二回戦、オリックスは京都ウォーリアーズと対戦。西勇輝・先斗（ぽんと）三十郎の両先発。不吉は「1番・レフト」で出場。一回裏、不吉の打球はショート前、レフト前と連続でイレギュラーバウンドする。不吉は初回先頭打者ランニング本塁打を決める。1-2。 pp101-102,104-105

⑥5回裏、二死二塁で不吉を迎える。不吉の当たりはファーストフライ。しかし、ファースト・鹿馬（しかうま）牛之助が捕り損ねる。その間に二塁ランナー・駿太（後藤駿太）が生還。2-2。最終的に、試合は2-4で京都の勝利。オリックス一筋12年の男、不吉霊三郎の活躍もここまでであった。 pp112-p113

③前述の「内野5人シフト」の利点・欠点をも描いている。前者では一二塁間または三遊間を狭めることで、（本来ならば）塁間を抜くヒットを防げる。後者では打球がガラ空きの外野手の方向に飛ぶと、長打は不可避となる。 水島新司『ドカベンプロ野球編』37巻、pp100-101

水島新司『あぶさん』の2巻p24に登場した、ロッテオリオンズのユニフォーム。得津高宏。綱島理友『日本プロ野球ユニフォーム大図鑑』にもないデザイン。実際にあったのだろうか。

これも然り。11巻9章（1977年。順にp218,pp221-223）の、景浦と従弟・小林満の初対決の話。 日本ハムファイターズのビジターユニフォーム。上下無地の水色で、帽子の色も同じ。1974年前期のものに酷似。しかし、赤・白の極太パンツラインがない。背番号も胸レターと同じナール体でなく、ブロック体。

水島新司『ドカベンスーパースターズ編』の5巻、16巻、17巻には日本ハム時代の新庄剛志が登場する。お馴染の派手なパフォーマンスはもちろんのこと、攻守にわたる活躍、陽気な性格、チームの牽引役、時に運を天に任せる一面をもみせた（下図。5巻p50）。自ら日本ハムの監督になってもなお変わらない。

オレステス・デストラーデ[Orestes Destrade](1989-1992,1995,西武) プロ1巻p78、プロ1巻p148、プロ2巻p41

ケビン・ミッチェル[Kevin Mitchell](1995,ダイエー) プロ2巻p13、プロ2巻p22、プロ2巻p25

ラルフ・ブライアント[Ralph Bryant](1988-1995,近鉄) プロ1巻pp184-187

ティム・マッキントッシュ[Tim McIntosh](1995,日本ハム) プロ1巻pp195-196