あと、さりげないけど、「コイツマジで頭いいし、本当は賢いんだろうな」って思わせるシーン。
ポンコツ呼ばわりでまじウケする事で、
精神的余裕と、それを生むだけの知能を察させるシーンなのだ。
意外とこういう些細なシーンが大事だったりするのだ。
「じゃぁ素直に赤ちゃんから転生、ジャンくんスタイルで」
「異世界の不便さを長文で説明してくれてるシーン持ってきてそれを言いますか。」
というか、サバイバル環境下で一定以上の重大な負傷≒死です。
運が良かったり、免疫が頑張ったら助かるんじゃね?ってレベル。
んで、これは異世界転移者の異世界人だからできる表現。
世界のことを何も知らなくて当然なので、常識的なレベルのことから現地人が全部教えてくれるし、それで違和感ない。
異世界の説明をするのに最も適した主人公といえます。
望月さんとかな。
感情移入しやすいように作られたキャラじゃ決してないんだ。
(多分)作者の方の実体験をもとに作られたヤベェヤツなんだ。
コレは「感情移入してしまったらヤベェと感じて我が身を改めるキャラ」。
でも望月さんがしっかり望月さんしてるから感情移入しちゃうんだ。