グスタフ王が予想した通り、後世の歴史家どころか、この場の従軍記者が「奇術か魔術か?」という始末
それでも、すぐにこの光景から学んで新兵器開発に着手していく人間族の恐ろしきことよ
どっちが魔族か分からないな
#オルクセン王国史
この漫画において警察は政治家たちに並び、闇の住人たる忍者と極道に対する光の象徴の一つであり、命を投げ出して民衆を守る姿を何度も見せてくれた
それだけにその警察の関係者に、あっさり訴えを切り捨てられているというのは絶望感が増す
#忍者と極道
このシーンは特に顕著だなあ。まさにパール・ハーバーといったところか
生きながら焼かれ、火傷だらけの身体で海水に飛び込んで更なる苦痛に苛まれ、沈む船に取り残されて溺死していく麗しい白エルフたち……
そりゃコボルト兵たちも、こんな断末魔を聞かされては倒れるのも無理ない
#オルクセン王国史
つい先ほど、地獄を共に生き抜いてきた実兄を殺されたばかりなのに、敬意を持って仇を打ち倒す。あれほどの執念を見せた孔富が負けを認めたのも納得するしかない
右龍、あんたは間違いなく左虎が残した最強の戦士だよ……
#忍者と極道
普通なら胴体切断した時点で死ぬだろ、ってなるんだけど、ここで地獄への回数券が偶然に誕生したと明かされたら、納得せざるを得ない。なっとるやろがい、となってしまう
あの凄まじい再生力がもたらされたのなら、このめちゃくちゃな手術もやり遂げられるよな
#忍者と極道
また戦争の恐ろしさは別の側面でも現れる。あれほど周到に準備してきたオルクセン軍ですら、予想外のことは起きるし全部が計画通りとはいかない
エルフ側だけでなく、ここから先はオルクセン兵も多く犠牲になるだろう。情報統制で家族に別れも言えないまま死んでいく者もいるだろう
#オルクセン王国史
おまけで凄惨さを軽減してるのは、そこを考えると上手いな
現実の戦争を体験しないで済んでいることに感謝しつつ、この戦いで散っていく命に哀悼の意を……
示した上で。オルクセン王国史は間違いなくエンタメ作品でもある。だから、楽しんでいいんだ。この戦争は、楽しんでいいんだ
#オルクセン王国史
妻子に逃げられたのは自分に原因がある。憎くはない
時代劇が姿を消していくのも時勢ゆえ仕方ない。憎くはない
ならば何故そこまで大衆が憎いのか。いくら殺しても治らないほど憎いのか。明確に強調されている、着流し姿には不釣り合いな十字架のイヤリングが絡んでるんだろうな
#忍者と極道
歪罹井と美陀の時も思ったが、こんなん忠誠誓うしかねえよ
これまで誰一人、当の叛巻と嫌慈自身すら自分たちに差し伸べようとしなかった、救う者への救いの手やぞ
僻地医療の従事者として弱音吐くことも許されなかった二人のためだけに差し出された手やぞ。振り払えるわけないよ……
#忍者と極道
K2の医師たち「人間は必ず克服する!」「トリアージなさい!」「国家を敵に回すことになるぜ」「そんなことにビビるあんたじゃないだろう?」
救済なき医師団「救済と死の大海嘯よ」
どうしてどっちも医者なのに後者はそうなるんですか……どうして……
#忍者と極道