「全然甘い」ママンに対する見立ての甘さが山田の姿勢をユルユルにして、「めっちゃ厳しい」ママンに対する警戒感が萌子に一種過剰な解決策を打たせたあたりもさすがのセッティングと言わざるを得ない。
厳しいと見ていた市川と萌子
対人感覚が扇子と団扇だった2人が並んで正解を出すという奇遇
7巻Karte.98、ここでのパパンの気付きは
・自分の娘から、夜11時にもなって「スマホ水没した事を今すぐ知らせに行ってくれ」と頼まれたその先が市川家である事
と同時に
・夜11時にもなって、「自分の娘の身に何が起きたのか心配で駆け付けた」から家の前に市川がいた事
の2点なのかもなぁと
山田パパン、フレンチで一応正解してたな
僕ヤバは基本ギャップ萌えで出来ているから
見立て自体は確かだったけど
純粋に製菓系かと思ったらちょっと違うのか https://t.co/GRujtHLmcA
萌子とばやしこ・にゃあとの差は秋田犬キーホルダーの扱いに最も顕著に現れている。
単に「変な場所に犬付けててキモ…」だった2人に対し萌子はその時点の描写がなく、山田のけんたろう紛失時には「何かお探し?」と来る。
山田のみでなく市川自身の事もよく見ている訳だ。友じゃん…。
で、山田は山田として。
萌子もまた、試作回発言の時点で暗に「市川も一員」と考えている訳だ。集合未遂からの市川回収の様子からしてもそれは明らか。
ではなぜ萌子まで市川を呼ぶ意識になっていたのか?
端的に言うと
「ファンレターらしきものをよこしてきた」「これまでにいないタイプの男」が市川だった
桜井先生自身がおたよりや感想をマメに募るタイプである以上
山田が市川のそれをどう捉えているかは想像に難くない
山田の心の象徴であるポケットに内緒でしまわれてしまう
自分の載った雑誌が発売され
男子がたむろしてトーク+山田達が入ると静かになり足立が市川に耳打ち
足立には秋田書店回でグラドルに関し早口大ハッスルした前科あり
↓
山田は「もしかして雑誌の話?」と思っての「…!」で、
コンビニにもある雑誌なのでアピりやすかったという事か
流れが周到だ…
まったく2週間遅れな感じで気づいたんだが
Karte.81「僕はお邪魔した」の中で
「今日もクールな杏奈ちゃん」は「憧れの看板モデル香田ニコちゃん」に対し単に「緊張している」だけだったのか
街路樹に文字がカブっていてスルーしていた