おまけ
だとすると150話、“鶴ミのため、死んでいった者たちのために生きる”という月シマの宣言はドンピシャに、「話が違うぞ…すわ復讐か脅しか」と訝しむ中央の危険視をきれいに吹き飛ばす力があったってことかもしれない
②彼女の結婚はすべて親のせいで、夫婦にいっさい非は無く仕方ないことだとしっっかり諦めさせる
③自分の下で働けば、死刑は免除になると言う
…かな?もちろん中央には秘密です。監視を名目に遠くに連れて行くとでも報告すれば、全方位に良い顔をして望み通りの方向へ事を進められる
私は寅次のことを連想します。寅は梅と結婚するために、佐一の帰郷をなかったことにしました。諦めさせたくて、梅へ“佐一の死”を仄めかしたりもしたでしょう。チヨに惚れる『彼』にも同じ心運びが生じてもおかしくありません
A.戦死デマにはチヨの両親だけでなく、彼も一枚噛んでいたのでは…
これまでのifまとめ
・ヒジの幽閉は、アイヌの権利書を奪いたい新政府によるものだった(だってヒジアイヌの服着てたから)
・犬童はヒジの監視役で、募る罪悪感から目を逸らすため「鬼典獄」となった
・犬童の死にざまは介錯…つまり武士!
さらに大団円ラストについてifを重ねます
筋書きはこうです。わざと脱走の条件をそろえて泳がせる→脱走は必ず新政府に敗れた士族たち(囚人や看守)を裏切って行われる→ヒジ方が裏切りを犯したのなら正々堂々 ただの悪人 として処刑することができる。『我々は正しい』
同様に、犬童はヒジが武士でない🙅と証明したいが為に、樺.戸監獄で永倉&看守たちを放置し、ヒジ方を雑居房に入れたのかもしれません