潮干祭の半田市亀崎の立川美術館で「中沢光男・追悼展」が開催されています。山車や寺社彫刻を継承している立川芳郎尚冨さんの伯父さんを描いた絵が作者不詳で、情報提供を呼び掛けたところ、中沢さんの作品と判明、今回の追悼展に繋がりました。一枚の絵が繋げた物語に感銘を受けます。
今年も唐招提寺様にうちわ絵を奉献しました。唐招提寺中興の祖「覚盛上人」が修行中蚊に刺され、弟子が叩こうとしたら「自分の血を与えるのも仏の道」と諭したそうで、その後尼僧がせめて「うちわ」で払いたいと捧げたのが始まりで、毎年5月に「うちわまき会式」が行われています。茶摘みは昨年の奉献
4月11日、西尾市合併10周年記念式典があり、光栄なことに「西尾市シティプロモーション特命大使」に任命され、私の絵のフレーム切手も発行されました。切手シートの当日分は午前中に完売だつたそうです。記念小型印は松野光恭さんが押印をしてくださいました。
日刊紙「愛三時報」に西尾市合併10周年フレーム切手と小型印が掲載されました。4月11日の記念式典の文化会館に郵便局出張所が出て押印してもらえます。「愛三時報」の題字下の絵も私が昭和59年7月に先代社長より依頼を受けての作品です。八ツ面山、西尾城、矢作川、茶畑、薔薇などを描き込んでいます。
赤色を多く使うのはなぜ?とよく聞かれます。
もともと好きな色ですが、伯父や父が残してくれたコレクションが絵のお手本だったと思います。特に炎を産み出すマッチのデザインは赤色が中心です。炎は闇や動物、寒さから守ってくれ、炊事や陶芸もでき、金属も溶かしてくれました。ほんの一部紹介します
2020年12月27日、吉良町公民館お別れ会があり、吉良前町長山本一義さんのご挨拶、語り部ふみの会「吉良上野介公と黄金堤」とともに、私の200号油彩「実録吉良さん人生劇場」の絵解きをさせて頂きました。公民館は私がパリから帰国した年に完成し、何度も伺った建物、コロナ禍で少人数での催しでした。
2021年を中心に企画の「吉良氏800年祭」を準備段階からお手伝いされている伊藤哲央さんより、「吉良殿列伝」「きららタイムズ」「西尾戦国領主伝」の三部作合本版『西尾の中世史」を拝受。吉良氏や今川氏発祥地の西尾の中世史は複雑で理解しづらいのですが、とても楽しい内容で感心しながら拝読、
今年も唐招提寺に梵網会のうちわ絵を奉献しました。753年、6回目の渡航で ついに日本に来て下さった鑑真和上様に疫病退散を祈願すべく心を込めて筆をとらせて頂きました。中興の覚盛上人が読経中に蚊を叩こうとした弟子に不殺生を戒めました。せめて追い払うように供え、「うちわまき」が始まりました
昭和15年頃、80年前の雑誌類です。家庭料理、手紙、裁縫など、カラフルなカラー印刷も使って指南しています。色々な時代を人々は生きているのを感じつつ頁を繰っています。
#ガラクタ美術館