西尾市岩瀬文庫で「酒の歴史と文化」展が開催されています。日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されることが決議されたニュースにピッタリの展示です。子どもの頃、隣町の酒屋まで父の愛酒「寶菊」をよく買いに行かされたことを思い出しました。
夏になると海から魔物が来て田畑を荒らすので、篝火で退散祈願をしていたものが提灯になり、魔物に対抗するために大提灯となり 祭りとなりました。大提灯の絵を多く遺された三矢よしをさん顕彰のために有志で1985年に絵本を制作しました。全ての皆さまに台風の被害が出ないように祈っています。
2021年を中心に企画の「吉良氏800年祭」を準備段階からお手伝いされている伊藤哲央さんより、「吉良殿列伝」「きららタイムズ」「西尾戦国領主伝」の三部作合本版『西尾の中世史」を拝受。吉良氏や今川氏発祥地の西尾の中世史は複雑で理解しづらいのですが、とても楽しい内容で感心しながら拝読、
赤色を多く使うのはなぜ?とよく聞かれます。
もともと好きな色ですが、伯父や父が残してくれたコレクションが絵のお手本だったと思います。特に炎を産み出すマッチのデザインは赤色が中心です。炎は闇や動物、寒さから守ってくれ、炊事や陶芸もでき、金属も溶かしてくれました。ほんの一部紹介します
名古屋市博物館の「海たび」展は尾張氏の祖 建稲種命や熱田神宮、佐久島、知多半島、望洲楼を描いた吉田初三郎の鳥瞰図など見どころ満載です。
2020年12月27日、吉良町公民館お別れ会があり、吉良前町長山本一義さんのご挨拶、語り部ふみの会「吉良上野介公と黄金堤」とともに、私の200号油彩「実録吉良さん人生劇場」の絵解きをさせて頂きました。公民館は私がパリから帰国した年に完成し、何度も伺った建物、コロナ禍で少人数での催しでした。
昭和2年(1927)に中山晋平と野口雨情が西尾に来て「西尾小唄」を作りました。八ツ面山麓の矢作古川沿いの「謎かけ松」をテーマにしています。雲母が採れる八ツ面山は吉良荘のルーツですが、数多くの謎があります。「八ツ面山の秘密」→https://t.co/koWG8Bp105
4月17日、西尾市一色町カーネーションホールで「傳兵衛さんを語ろう」が開催され、茨城県牛久市から根本洋治市長も来て下さり、牛久市教育委員会の木本挙周さんが「神谷傳兵衛と牛久シャトー」と題して講演して頂きました。隣の「一色学びの館」では没後100年記念「生誕の地一色〜神谷傳兵衛」展開催。
吉良氏800年祭総会でお話した内容が三河新報紙に紹介されました。吉良荘発祥の八ツ面山の地形の不思議、東京駅南口とKITTEは西尾藩上屋敷跡に建っていることなどを解説しました。49年前のルーヴル美術館モナ・リザ公認模写がきっかけで、ふるさと三河を描こうと決心しました。
朝日新聞12月4日be on saturdayの「はじまりを歩く」で浅草の神谷バーが見開き二面で紹介されました。西尾市(旧幡豆郡)出身の神谷傳兵衛さんが明治13年に創業した老舗です。ご縁を頂き、私の油彩「神谷傳兵衛さんに乾杯!」複製画が二階に飾られています。来年4月は傳兵衛さん没後百年記念です。
2022年5月19日に唐招提寺で中興忌梵網会の法要後ハート型の宝扇が鼓楼から参拝者にまかれます。中興の祖「覚盛上人」が刺してくる蚊を撃たずに『うちわ』で払うようにと戒めた故事から徳を讃え、うちわが供えられています。今年も「うちわ絵」を奉納させて頂きました。うちわ絵の写真は以前のものです