【4】
ムーンベアは魔物に期待してはいないようだが
「古事獣記に記されている月の動物は恒久的に地上を支配できる!」
エサペロにコチョレーテルが攻撃するも蹴りを食らう!
「ゾンビヨコ、あの親衛隊どこで遊んでやがる!」
(続く)
次回 Chapter 275「文明を引き継ぐ次の世代」
【3】
「皮肉なもの、もとは干支の動物の化け猫の力さ」
「化け猫?猫は干支のメンバーじゃないよ」
コケーラは一笑に付する
その戦いを見守る二人の敵
「なにやら立て込んでいるよう、干支の動物に魔王軍が執着する理由かな?」
ガブリッサは自分と同じ月の所属のムーンベアにそう尋ねる。
【4】
エサペロが二人の間にグラン魔法を放つ!
「猫魔王様の威信にかけて干支の動物、倒す!」
だがグラン魔法の弱点、その破壊力ゆえ隙が大きい
ホワイトコケーラはトンファーで殴った!
悲鳴を上げエサペロが吹き飛ぶ!
(続く)
次回 Chapter 274「干支の猫など存在しない」
【3】
「釈迦の武具か?そんなものは聞いたことがない!」
捏造だろうとコケーラがコーントンファーで殴りかかる!
エサペロが傍観しつつ疑問を口にする
「詳しくは分からない、しかしあれもそうなのか?」
ムーンベアが伝説の武器を手に入れている?
一瞬考えるもエサペロはとっさに飛び出した!
【3】
コケーラにも味方がついていた
ただし人間
傭兵コチョレータルだ
「戦闘用素体、それに魔物や妖怪なんかが憑依して完成したあんたらさ」
「人間でも役に立ちたい?」
その人間など役には立たぬという態度のコケーラ
そしてエサペロが魔法を放つ
「魔物はこの街に住みたいなど思わんぞ!」
【3】
ただ邪魔ものを排除したい
二人のゾンビヨコ
「なんであんたら私たちと戦う?」
「私はライト、サテライトはレフトさ!」
ライトがマスター、レフトがサテライトか
「地球政府軍の親衛隊ね、干支の鶏につかえる」
この私がわけの分からぬことに巻き込まれている!
憤りを感じるモモンガル。
【2】
「モモンガル、悪童の黒魔物にこの神の武器は使いこなせない!」
ゾンビヨコは余裕
魔物モモンガルなど脅威ではない
「あんたのために戦わない!」
ディスクイルにそう話すモモンガル
自分を呼び寄せた
だが協力しない
ディスクイルは少しがっかりした
「いい奴なのに黒魔物扱いか」
【3】
その様子をゾンビヨコが笑う
「こんな茶番戦うべき相手は魔王軍だ!もしくは管理局!」
ディスクイルは賞金稼ぎ
そしてゾンビヨコは邪悪な敵ではない
成り行きでの戦い
この場で試しているのだ!
「聖なる戦いに参加できる資格はあんたは無理ビヨ!」
ゾンビヨコレフトがさらに煽る!
【2】
魔物モモンガル
呼び出したディスクイルがため息交じりになじる
「黒の魔物じゃないけど聖なる魔物とも言えないねえ」
モモンガルはディスクイルに問う
「この私をなぜ呼び出した?無駄だよ!賞金稼ぎ、あなたの代わりに戦うなどごめんさ!」
「やはり警察軍でなければ言うこと聞かない?」
【3】
ゾンビヨコライトとレフト
攻撃したのがライト
レフトがディスクイルに己の立場を語る
「黒魔物を退治するため生み出された聖なる魔物の私たちを!」
ディスクイルは無視しスマホアプリで選択する
呼ぶべき味方を!
いいのが登録されてる!
背後に轟音を上げ降り立つ呼び出した味方。