「お宝は魔王軍のものだあ！」 セイレーンが掘り出した何か それを目にしたテラーキャットで両手を広げ歓喜する 魔王軍だってさ、笑える モモンガルはそうした魔王軍を冷ややかな表情で見つめる 連中は管理局と手を組んだ！所詮その程度。

【3】 屈辱とばかりコチョレータルはその場を後にする 月の連中は本気さ、そしてガブリッサ 素体である彼女が計画を推し進める！ 「種族の革新！強いものがどんどん来い！」 ガブリッサは逃げる人間を嘲笑する コケーラは怒りを覚えた 「あんたらの邪悪さを放置できるか！逃げたんじゃない！」

「この腕のモモンガル、忠実な部下、そちらが歯向かうなら魔物としての本性を現す！」 ムササビスの腕の装備 だがそれを見てゾンビヨコはさらにヒートアップ 「確認完了！魔物みっけ！」 ランドジャベリンを手前に突き出した ”黒魔物討伐システム” その影干支の武器とのコンビネーション 発動する！

【4】 魔法を放つエサペロ 「部下のゾンビヨコの方が本物だろうさ！」 コケーラの親衛隊ゾンビヨコは伝説の武具を与えられている コケーラのコーントンファーは低いパワー それを彼女は使いこなすのだ 「私は武器の力に頼らない」 　（続く） 次回　Chapter 276「魔物を引き寄せる化け猫」

「ムーンベアはたいしたことない！」 魔物勇者ソードラビット 倒された仲間など意に介さない もう一人の敵ムササビスと対峙する それをウズライザーは牽制する！ 「勇者・・いや魔物と化した女騎士！」 無視しソードラビットは続ける 「『魔物の眼』それを持っているねムササビスさん」

「魔物の技だ！」 ムササビスは驚愕した 敵のその技は「死神の鎌」 エネルギー吸収が目的 圧倒する邪に満ちたその異形 触れるだけでダメージだ！ 「使い勝手がいい！エネルギー吸収！近寄れまい！」 ムーンベアは歓喜の声を上げる 肩のハニーポッドから飛び出したそれらがムササビスに襲いかかる。

【3】 干支の妖怪ホワイトコケーラも腑に落ちない 「私は望まんよ、勝手にエントリーさせんな！」 管理局が勝手なことを！ しかし敵の魔物は乗り気だ 「種族革新計画だよ、干支の酉、鶏さん！」 グラン魔法をさらに放とうと魔力を高める 「破壊願望に取り憑かれているだけさ！」 叫ぶコケーラ。

その技の名 【月の熊】”月光突影” 「なんだこの攻撃、幻覚？」 影だ！手の影に触れてもダメージが！ ムササビスは見慣れぬその攻撃に翻弄される！ ソードラビットは静観する 「私の肩の『眼』が見ている！」 見つめる魔物の眼。 　（続く） 次回　Chapter 193「熊の手の影」

4コマ【ゾンビヨコ】43話（再公開） #漫画 #イラスト セイレーンは本編のと同一人物らしい。

ソードラビットはムーンベアのその態度を一蹴し嘲笑った 「だが貴様も管理局と手を組んだ、『力』欲しさにな！」 ここから奴らが戦いを繰り広げる場所までは少し遠い 二人は走り出す 目指す戦場では魔物テラーキャットが追い詰められていた。

テラーキャットは掘り出した「機械」を背負った 様々な武器が異空間から飛び出る 「あれは追加で武器を取り出せるのか『能力』の補佐？」 警察軍のムササビスにとってその機械、目当てのお宝ではない それは魔王軍も同じ しかし今は目の前の敵を倒す テラーは空間に浮く武器の中から斧を選んだ。

いきなり横から攻撃がくる！ 巨大な手”クマノテ” それに弾き飛ばされるゾンビヨコ 邪魔が入った ソードラビットが怒る 「ムーンベアあなたは敗北したのだ」 「簡単には倒されないよ！」 やられたはずのムーンベアが再び参戦する！ 　（続く） 次回　Chapter 192「月光突影」